医療現場における安全性(感染制御策)の質向上をはかるための総合的研究

文献情報

文献番号
200937054A
報告書区分
総括
研究課題名
医療現場における安全性(感染制御策)の質向上をはかるための総合的研究
課題番号
H21-医療・一般-012
研究年度
平成21(2009)年度
研究代表者(所属機関)
小林 寛伊(東京医療保健大学)
研究分担者(所属機関)
  • 小池 和彦(東京大学医学部附属病院)
  • 賀来 満夫(東北大学大学院医学系研究科)
  • 大久保 憲(東京医療保健大学)
  • 尾家 重治(山口大学医学部附属病院)
  • 小西 敏郎(NTT東日本関東病院)
  • 針原 康(NTT東日本関東病院)
  • 森澤 雄司(自治医科大学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
平成21(2009)年度
研究終了予定年度
平成22(2010)年度
研究費
6,500,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
医療現場における安全性(感染制御策)の質、特に中小医療施設の質向上。
研究方法
施設内指針遵守の為のチェックリストの改善と質向上、感染制御策の効果向上の為のケアーバンドルcare bundle開発、感染制御策遵守の為のe-ラーニング作成、感染制御策の質向上を目指す教育的DVDの作成、一般的アウトブレーク発生時の特定方法ならびに原因追求に関する指針案の作成、費用効果分析Cost-effectiveness analysisの追及、中小病院との協同ラウンド、中小医療施設地域支援ネットワークの構築。
結果と考察
これまでの研究を基盤として、感染制御学各分野の第一人者を分担研究者として擁し、併せて幅広く研究協力者を求め、総合的な感染制御策として纏め上げていく。その結果の実践的活用は、日本の感染制御分野に大きな前進をもたらすものと確信する。特に、中小医療施設における感染制御策の質向上に繋がる成果が期待出来る。
結論
多くの感染制御策を、相互の関連性を重視しながら総合的に組み合わせて実行していこうという研究は、感染制御の分野では初めての試みである。

公開日・更新日

公開日
2010-05-27
更新日
-