文献情報
文献番号
200936139A
報告書区分
総括
研究課題名
難治性肝臓疾患(原発性胆汁性肝硬変)の生体試料等の収集に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
H21-難治・一般-084
研究年度
平成21(2009)年度
研究代表者(所属機関)
中村 稔(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター臨床研究センター/長崎大学大学院医歯薬学総合研究科新興感染症病態制御学系専攻肝臓病学講座)
研究分担者(所属機関)
- 田村 純人(東京大学医学部附属病院 肝胆膵外科・人工臓器移植外科)
- 森 章(京都大学医学部附属病院 肝胆膵・移植外科)
- 副島 雄二(九州大学大学院 消化器・総合外科学)
- 下田 慎治(九州大学大学院 病態修復内科学)
- 伊東 正博(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター)
- 小森 敦正(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 難治性疾患克服研究
研究開始年度
平成21(2009)年度
研究終了予定年度
平成21(2009)年度
研究費
5,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
難治性肝臓疾患(原発性胆汁性肝硬変:PBC)の臨床研究を効率良く行うために、肝組織(生検ならびに摘出組織)、血清、末梢血DNAを収集するための全国規模の組織を構築し、“難病研究資源バンク(独立行政法人医薬基盤研究所生物資源研究部)”にこれらの生体試料を患者情報と共に提供する。提供された試料および患者情報を、基礎および臨床研究者の間で共有して共同研究を行い、PBCの病因解明と画期的治療法の開発を目指す。
研究方法
PBCの生体試料収集の目的を明確にするために、研究計画“原発性胆汁性肝硬変の病型分類と予後予測のための基盤整備“を立案し、肝臓移植専門外科(東京大学、京都大学、九州大学)および国立病院機構肝疾患ネットワーク研究・PBC共同研究班(全国28施設)、厚生労働省難治性疾患克服研究事業"難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究“班gp210working group(全国17施設)を主なフィールドとして、倫理基盤の整備のための活動を開始した。
結果と考察
長崎医療センター、京都大学、鹿児島大学では、倫理委員会で本研究計画が承認され、DNA収集を開始した。また、長崎医療センターに生体試料保存のための専用の部屋(仮称、PBC生体試料バンク)を用意して冷凍庫などを完備し、患者情報のデータベース作成も開始した。平成20年12月に難病資源バンクから提供された”生体の収集と提供”に関する資料を基に、”難病資源バンクへの試料提供”のために研究計画、同意書の追加、修正を行っている。
結論
難治性肝臓疾患であるPBCの生体試料を収集し、難病資源バンクへ提供するための研究活動を開始した。未だ、倫理委員会に申請中の施設がほとんどであり、難病資源バンクへの生体試料の提供を開始するには至っていないが、平成22年度には生体試料の提供開始が可能になるものと思われる。本研究は、PBCの病因解明、予後予測、新しい治療法の開発につながるきわめて重要な研究と考えられるため、今後は厚生労働省難治性疾患克服研究事業"難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究“の中で活動を継続する予定である。
公開日・更新日
公開日
2010-05-25
更新日
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