DPCとタイムスタディを用いた臓器専門医のプライマリ・ケア診療可視化に基づく医師偏在指標の開発

文献情報

文献番号
202321025A
報告書区分
総括
研究課題名
DPCとタイムスタディを用いた臓器専門医のプライマリ・ケア診療可視化に基づく医師偏在指標の開発
研究課題名(英字)
-
課題番号
23IA1003
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
上原 孝紀(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
研究分担者(所属機関)
  • 小林 美亜(山梨大学大学院)
  • 中部 貴央(東京大学 医学部附属病院)
  • 大坪 徹也(京都大学 大学院医学研究科)
  • 塚田 弥生(哲翁 弥生)(日本医科大学 医学部)
  • 和足 孝之(京都大学 医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター)
  • 大平 善之(聖マリアンナ医科大学)
  • 太田 光泰(横浜市立大学 医学部 医学教育学・総合診療医学)
  • 横川 大樹(千葉大学医学部附属病院 総合診療科)
  • 生坂 政臣(千葉大学医学部附属病院(総合診療部))
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
令和5(2023)年度
研究終了予定年度
令和7(2025)年度
研究費
3,680,000円
研究者交替、所属機関変更
生坂政臣 退職に伴い、令和6年3月31日に研究分担者終了。 大坪徹也 異動に伴い、令和6年4月1日より、秋田大学医療情報学講座 教授に変更。 和足孝之 令和5年9月4日に研究分担者に登録。異動にともない、島根大学総合診療医センター・准教授から、令和6年4月1日より、京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター 准教授に変更。

研究報告書(概要版)

概要版(繰越課題)
本総括研究報告書は、令和5年度から開始される3年計画の初年度報告書である。本研究の目的は、令和6年度から開始される第8次(前期)医師確保計画に対し、現在の医師確保計画の効果を評価しつつ、その進捗のモニタリング・評価を行うための戦略の提示及び指標の開発、さらに医師確保及び医師偏在対策の効果が期待される具体的な施策集およびそれらの実施方法・留意点の取りまとめを行うことである。
 研究は大きく2つの部分に分かれる。1つ目は、DPCとタイムスタディによる、臓器専門医が担っている主として専門領域外の診療を想定した領域横断的診療の業務負担を可視化する研究、2つ目は医師の地域偏在及び診療科偏在の可視化に関する研究である。前者では、(1) DPCデータを用いた臓器専門医が担う領域横断的診療の調査および(2) 電子タグで収集した医師勤怠データを用いた専門領域別勤務実態調査を計画、実施している。後者では、(3) 医師届出票を用いた医師少数区域における診療科偏在についての調査、(4) (1)〜(3)を踏まえた総合診療専門医、臓器専門医を対象とした医師の地域偏在に係る意識調査をアンケートを用いて実施する予定であり、さらに令和6年度から開始される第8次(前期)医師確保計画のまとめとこれらの研究を組み合わせて、医師の地域偏在および診療科偏在の実態を明らかにし、効果的な第8次(後期)医師確保計画に繋げるための基盤を構築することを目指している。

公開日・更新日

公開日
2024-07-02
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2024-06-27
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

収支報告書

文献番号
202321025Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
4,784,000円
(2)補助金確定額
4,784,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 1,702,177円
人件費・謝金 933,316円
旅費 800,573円
その他 243,934円
間接経費 1,104,000円
合計 4,784,000円

備考

備考
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公開日・更新日

公開日
2024-06-24
更新日
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