アルコール依存症の医療研修プログラムをモデルとした、オンライン研修に対応できる実践的な医療研修プログラムの標準化等を推進するための研究

文献情報

文献番号
202317022A
報告書区分
総括
研究課題名
アルコール依存症の医療研修プログラムをモデルとした、オンライン研修に対応できる実践的な医療研修プログラムの標準化等を推進するための研究
課題番号
22GC1021
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
大槻 眞嗣(藤田医科大学 医学部 臨床総合医学)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 障害者政策総合研究
研究開始年度
令和4(2022)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
5,544,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

文献情報

文献番号
202317022B
報告書区分
総合
研究課題名
アルコール依存症の医療研修プログラムをモデルとした、オンライン研修に対応できる実践的な医療研修プログラムの標準化等を推進するための研究
課題番号
22GC1021
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
大槻 眞嗣(藤田医科大学 医学部 臨床総合医学)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 障害者政策総合研究
研究開始年度
令和4(2022)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202317022C

成果

専門的・学術的観点からの成果
医学教育とアルコール依存症の専門家が協同し、完全オンラインで実施可能なアルコール依存症の医療研修プログラムを構築した。カリキュラムの組み立てとコンテンツ作成には、研修の効果・効率・魅力を高めるためにインストラクショナルデザインの手法を用いた。研修の特徴は多職種連携の視点を活かすことと実践的体験を継承することである。無作為割り付け試験を実施し、介入群と対照群を比較した結果、アルコールに関連した問題のある患者に対する医療者の態度と多職種連携を実践する能力の双方を高める可能性が強く示唆された。
臨床的観点からの成果
(1) 研究成果
本研修は臨床現場で即戦力となり得る人材を養成できる実践的な医療研修プログラムである。受講者は専門的知識に加え、課題を解決する力や治療者・当事者双方の感情に配慮することを理解し、実践に活かすことができる。
(2) 研究成果の臨床的・国際的・社会的意義
受講者はアルコール依存症医療に従事する際の基盤としての能力を獲得することが出来る。医療の現場で必要となる多様な背景を持つ当事者や家族に対する柔軟な対応が可能となり、わが国のみならず、国際的にもアルコール依存症医療の発展に寄与できる。
ガイドライン等の開発
特記すべき事なし
その他行政的観点からの成果
開発された医療研修プログラムは、診療報酬算定における「依存症入院医療管理加算」の施設基準に示される、依存症に係る研修の一つとなる可能性がある。
その他のインパクト
第45回アルコール・薬物依存関連問題学会(2023年10月)シンポジウム「新しいアルコール依存症オンライン臨床研修プログラムの開発〜次世代の臨床家を育てるため私たちは何をめざすのか〜」、第16回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会(2023年11月)シンポジウム「IPWシンポジウム アルコール依存症をとりまく多職種連携+α」、第120回日本精神神経学会学術総会(2024年6月)シンポジウム「アルコール依存症の臨床現場を変革する:次世代のアルコール依存症臨床家を育む研修プログラム」を開催した。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
7件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
3件
第45回アルコール・薬物依存関連問題学会(2023年10月)シンポジウム「新しいアルコール依存症オンライン臨床研修プログラムの開発〜次世代の臨床家を育てるため私たちは何をめざすのか〜」、第16回日本保

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2024-06-26
更新日
-

収支報告書

文献番号
202317022Z