小児からの臓器提供にかかる基盤整備と普及・教育システムの開発に関する研究

文献情報

文献番号
202313001A
報告書区分
総括
研究課題名
小児からの臓器提供にかかる基盤整備と普及・教育システムの開発に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
21FF1001
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
荒木 尚(埼玉医科大学 医学部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 移植医療基盤整備研究
研究開始年度
令和3(2021)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
7,600,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

文献情報

文献番号
202313001B
報告書区分
総合
研究課題名
小児からの臓器提供にかかる基盤整備と普及・教育システムの開発に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
21FF1001
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
荒木 尚(埼玉医科大学 医学部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 移植医療基盤整備研究
研究開始年度
令和3(2021)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202313001C

成果

専門的・学術的観点からの成果
18歳未満の脳死下臓器提供における諸問題を多角的に検討し、包括的に解決のための方策を提言した。小児医療の一環として重症初期診療から脳死判定、家族ケア、学校教育について検討した。成果は関連学会で発表され、多方面で大きな評価を受けた。
臨床的観点からの成果
被虐待児からの臓器提供を禁じた制度は日本特有であり、臓器提供の律速因子であったことから、臨床の実情に即した判断を可能とするための新たな指針を提示した。虐待の関与については施設の総合的判断が重視されることとなった。
ガイドライン等の開発
令和 3 年 7 月 29 日第 56 回厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会にて「小児の臓器提供(虐待事例を除外する手順の明確化)」について、小児からの臓器提供に関する作業班がに於いて検討されることになり、当班研究成果が審議に活用され、その後のガイドライン改正に資するものとなった。
その他行政的観点からの成果
18歳未満の臓器提供数はCOVID19の影響により2020-2022年間停滞を余儀なくされたが、2023年度は過去最多となり、24年度も提供が続けられていることから、研究の成果によるところも想定される。今後、意識啓発や教育分野において貢献が見込まれる。
その他のインパクト
臓器提供に関して海外との強い信頼関係が構築され、日本と臓器提供先進国との情報共有が加速的進められる。国内の学術会議での発表や論文発表、また研究成果を示したホームぺージも公開されている。国内外を合わせ小児の臓器提供に関する社会啓発とドナー顕彰に貢献したいと考えている。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2025-05-23
更新日
-

収支報告書

文献番号
202313001Z