新興・再興感染症研究事業の企画及び評価に関する研究

文献情報

文献番号
200931047A
報告書区分
総括
研究課題名
新興・再興感染症研究事業の企画及び評価に関する研究
課題番号
H20-新興・指定-019
研究年度
平成21(2009)年度
研究代表者(所属機関)
藤井 紀男(国立感染症研究所 企画調整主幹)
研究分担者(所属機関)
  • 倉田 毅(富山県衛生研究所 所長)
  • 谷 伸悦(国立感染症研究所 国際協力室)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究
研究開始年度
平成20(2008)年度
研究終了予定年度
平成22(2010)年度
研究費
10,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
新興・再興感染症研究に関する情報の収集、新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の企画・評価の支援及びこれらの実施を通じて評価者、研究者等への支援方法等についての検討を行い、我が国における新興・再興感染症対策の適切な実施に資する研究の推進に寄与する。
研究方法
1 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の企画・評価等の支援:新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業により実施される公募研究課題に関し、1)感染症研究の専門家による評価組織との連絡、情報共有等、2)研究協力者等による研究班会議への出席及び研究の進捗状況の把握・還元等、3)研究成果のとりまとめと成果発表会の実施
2.新興・再興感染症研究に関する情報収集:国内外の会議への参加、文献収集等る関連情報の収集と関係者との情報共有
3.研究の企画・評価等の支援方法の検討:1.2.の実施を通し、今後の研究の企画・評価、研究実施に対する支援方法についての検討、具体的手法の開発、試行 を行う。
結果と考察
平成21年度に新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業で実施された公募研究課題49課題を対象に「研究方法」の1、3を実施するとともに、来年度以降の研究課題の検討に資する情報提供を行った。また、感染症研究及び研究の評価方法の改善等に関連する国内外の関連会議に出席し、新興・再興感染症研究に係る情報収集を行った。研究の企画・評価の支援方法の検討については、アンケート等を行ってその結果に基づく改善を図るとともに、web上で研究成果を閲覧できるアーカイブの作成と試行を行った。限られた予算とマンパワーを最大限に活用し、効率的・効果的な研究を推進するためには、今後、さらに、これまで実施されている研究の内容や成果の把握と共有をすすめ、研究事業の企画・評価に適切に反映させるとともに、研究を取り巻く行政ニーズ等に基づいた研究の企画・評価と効率的な研究の実施が求められる。
結論
来年度においては、1年目、2年目の成果を踏まえ、引き続き、当該研究事業で実施される研究課題の企画・評価及び研究の実施の支援と支援方法等の改善の検討、具体的な方策の提案等を行う。

公開日・更新日

公開日
2010-07-14
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2011-02-16
更新日
-