生成 AI を用いた治験・臨床研究関連文書のデジタルトランスフォーメーションに向けた研究

文献情報

文献番号
202306039A
報告書区分
総括
研究課題名
生成 AI を用いた治験・臨床研究関連文書のデジタルトランスフォーメーションに向けた研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
23CA2039
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
浅野 健人(国立大学法人大阪大学 医学部附属病院未来医療開発部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
令和5(2023)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
19,844,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2024-05-31
更新日
2024-06-27

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202306039C

成果

専門的・学術的観点からの成果
本研究は、生成AIを用いて、研究プロトコル自動生成、研究説明文書平易化、電子カルテからの情報抽出において、生成AIは実用的な貢献を果たす可能性を示した。これは、生成AI技術が臨床研究に貢献する可能性を示す重要な一歩であり、医療分野への応用に関する知見を深め、新たな研究領域を開拓した。生成AIを用いた臨床研究の効率化は、世界共通の課題に対する有効な解決策となり、研究開発のスピードアップと医療費削減に貢献し、より質の高い医療の提供に繋がることが期待される。
臨床的観点からの成果
本研究では、生成AIを用いた臨床研究文書作成の効率化と質向上を実現する可能性を探った。研究プロトコルの自動生成、研究説明文書の平易化、電子カルテからの情報抽出において、業務負担軽減と質向上に貢献する成果が得られた。
世界共通の課題である臨床研究の効率化に貢献し、新たな治療法や予防法の開発を加速させる可能性を秘めている。これにより医療費削減や医療の質向上に繋がり、人々の健康増進に貢献することが期待される。
ガイドライン等の開発
特記事項なし
その他行政的観点からの成果
第37回厚生科学審議会臨床研究部会 資料2において、本研究での取り組みが共有され、治験DXの取り組みが進んでいることが報告され、生成AIの活用の推進に貢献した。
その他のインパクト
本研究成果は、医療分野におけるAI活用を促進し、医療従事者の業務効率化、研究開発の加速化、患者への情報提供の質向上に貢献することで、社会全体の健康増進に寄与すると期待される。
一般への普及・啓発活動として、本研究の成果に関して、所属組織の主催セミナー等を通して、生成AIの活用の可能性に関する講演を行う。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
3件
日本臨床試験学会第15回学術集会総会 口頭発表1件、第44回医療情報学連合大会 ポスター1件、口頭発表1件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
2件
日本メディカルライター協会 第24回シンポジウム、国立大学病院臨床研究推進会議第13回総会シンポジウム

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2025-05-23
更新日
2025-06-04

収支報告書

文献番号
202306039Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
25,796,000円
(2)補助金確定額
25,796,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 9,460,819円
人件費・謝金 354,200円
旅費 83,890円
その他 9,939,078円
間接経費 5,952,000円
合計 25,789,987円

備考

備考
6013円は未執行

公開日・更新日

公開日
2024-12-17
更新日
-