栄養に関する世界的な潮流及び主要国における栄養関連施策の分析と課題抽出のための研究

文献情報

文献番号
202305003A
報告書区分
総括
研究課題名
栄養に関する世界的な潮流及び主要国における栄養関連施策の分析と課題抽出のための研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
22BA1002
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
和田 安代(国立保健医療科学院 生涯健康研究部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 地球規模保健課題解決推進のための行政施策に関する研究
研究開始年度
令和4(2022)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
4,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

文献情報

文献番号
202305003B
報告書区分
総合
研究課題名
栄養に関する世界的な潮流及び主要国における栄養関連施策の分析と課題抽出のための研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
22BA1002
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
和田 安代(国立保健医療科学院 生涯健康研究部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 地球規模保健課題解決推進のための行政施策に関する研究
研究開始年度
令和4(2022)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202305003C

成果

専門的・学術的観点からの成果
日本および各国の栄養政策や潮流に関しての整理や分析を行い、日本の栄養施策を考える上での基礎資料を得るとともに、世界の栄養政策と日本の栄養政策と課題についての比較を行うことで、世界の栄養問題解決へ向けて日本がなし得る貢献内容を提案する上での重要な知見となった。さらに、東京栄養サミットの分析やSDGs達成のために必要なステークホルダーのコミットメントの確保の方法および日本の強みを生かした上で貢献できる点を明らかにしたことで、今後、世界の栄養問題解決に当たり日本がリードしていく上で必要な知見になった。
臨床的観点からの成果
日本の公衆栄養や予防教育が一体となった保健医療制度は、諸外国の参考となり得ることがわかった。特に、アジアでの保健分野における栄養領域は、日本がリーダーシップを発揮できる領域であり、現在の動向を含めて広く情報発信することが望まれる。
ガイドライン等の開発
特記事項なし
その他行政的観点からの成果
日本のUHCに栄養を統合した政策が行われていることは、世界に発信するべき日本の強みであることが明らかとなった。特にアジア等での栄養不良の二重負荷の解決には、日本が経験した栄養改善の専門人材養成と管理栄養士・栄養士制度の普及・啓発が不可欠であり、そのための情報発信と支援が重要であることが解り、実際に提言や支援を行っただけでなく、今後の支援に大きく役立つ結果を得た。
その他のインパクト
栄養に関する世界的な潮流及び日本を含めた主要国における栄養関連施策、栄養の主流化に向けた未来等に関するシンポジウムを企画・開催し、栄養分野だけでなく国際保健分野の研究者が参加するカンファレンス(グローバルヘルス合同大会2023)において、栄養改善に向けて国際社会が今後取り組むべき方向性および日本がなし得る貢献について厚生労働省大臣官房国際課を含めて議論をし、UHCにおける栄養の主流化に向けて、日本の栄養政策を考える上での知見を得た。さらに、国際学会や管理栄養士養成大学での講演等を行った。

発表件数

原著論文(和文)
1件
原著論文(英文等)
3件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
6件
学会発表(国際学会等)
2件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
3件
講演1件、その他書物2件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2025-05-26
更新日
-

収支報告書

文献番号
202305003Z