食品の安全確保推進研究事業の総合的推進のための研究

文献情報

文献番号
202224020A
報告書区分
総括
研究課題名
食品の安全確保推進研究事業の総合的推進のための研究
課題番号
21KA1010
研究年度
令和4(2022)年度
研究代表者(所属機関)
豊福 肇(国立大学法人山口大学 共同獣医学部)
研究分担者(所属機関)
  • 畝山 智香子(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部)
  • 松田 りえ子(国立医薬品食品衛生研究所 食品部)
  • 小川 久美子(国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 病理部)
  • 齋藤 京子(淑徳大学 教育学部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 食品の安全確保推進研究
研究開始年度
令和3(2021)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
6,291,000円
研究者交替、所属機関変更
なし

研究報告書(概要版)

概要版(繰越課題)
食品の安全確保推進研究事業(厚労科研)の研究成果により得られた知見・提言を横断的且つ俯瞰的に評価・検討し、研究事業の中長期的な戦略策定を充実することで研究事業の総合的推進を図ることを目的とした。評価すべき厚労科研のリストアップ、評価シートの作成及び試行、若手研究の評価、若手研究班との外部有識者を交えた合同班会議の開催。諸外国の食品安全機関の研究分野の横断的レビュー、研究プロジェクトデータベースResearch Projects Database (RPD)を利用した研究プロジェクトのカテゴリーと厚労科研との比較等を行った。食品安全分野における厚労科研に参加する研究者の裾野を広げるため、厚労科研の目的、スコープ、期待される研究成果等を国立の研究機関だけではなく、幅広い研究機関に所属するより多くの研究者に知らしめる努力が必要であると考えられたため、学会等により食品安全分野の厚労科研について広報活動を行った。
若手研究には、研究者の自由な発想を維持しつつ、研究の早い段階から、研究成果の厚生労働行政への活用の視点から、行政による支援、介入の必要性が認められた。評価にあたり、行政上の活用に関する情報収集のためには厚労省担当者に対するヒアリングが不可欠であった。アイルランド食品安全庁が公表したような、厚労省の食品安全行政の遂行に必要な科学研究を具体的に提示し、ニーズにあった研究提案が多く集まるようにすることが必要であると考えられた。

公開日・更新日

公開日
2023-07-14
更新日
-

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収支報告書

文献番号
202224020Z