病院薬剤師へのタスク・シフト/シェア普及に対する阻害要因の把握とその解決に向けた調査研究

文献情報

文献番号
202222027A
報告書区分
総括
研究課題名
病院薬剤師へのタスク・シフト/シェア普及に対する阻害要因の把握とその解決に向けた調査研究
課題番号
22IA1001
研究年度
令和4(2022)年度
研究代表者(所属機関)
寺田 智祐(京都大学 大学院医学研究科)
研究分担者(所属機関)
  • 岡田 浩(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野)
  • 橋田 亨(地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立医療センター中央市民病院 薬剤部)
  • 久我 弘典(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
令和4(2022)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
5,640,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
令和3年9月30日に厚生労働省から「現行制度の下で実施可能な範囲におけるタスク・シフト/シェアの推進について」が発出され、医師から薬剤師へ薬剤関連業務をシフトすることで、医師の業務負担軽減のみならず、医薬品適正使用や医療安全の推進の効果が期待される。しかし、病院薬剤師へのタスク・シフティングは必ずしもすべての病院で進んでいるわけではなく、進展の阻害要因の解明が求められる。すなわち、病院薬剤師業務をより効率的で生産性の高い業務構造に変革するための現状課題の抽出、論点整理が必要である。
 本研究では、各実施施設での「医師から病院薬剤師へのタスク・シフト/シェアの進展の阻害要因や課題」ならびに「病院薬剤師から他職種へのタスク・シフト/シェアの取組みに関する実態」を明らかにすることを目的とする。
研究方法
2023年3月までに7度の班会議を実施しながら、インタビューによる質的調査と業務時間変化の量的調査(薬剤師及び医師を対象)に関する研究プロトコルを作成した。京都大学 医の倫理委員会の審査を受け、承認が得られた【課題名:病院薬剤師のタスク・シフト/シェアに関する調査研究:混合研究法、承認番号:R3737、承認日:2023年2月1日】。
結果と考察
1施設でインタビュー調査を実施し、さまざまなキーワードが得られた。さらに、患者のニーズを調査するアンケート調査の原案を作成した。現在、倫理委員会に申請中である。
結論
概ね当初の研究計画どおり研究が進んでいる。研究計画の立案は完了し、パイロット調査を開始している。当初の研究計画どおり研究が進んでおり、引き続き、研究を遂行していく。

公開日・更新日

公開日
2024-01-19
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2024-01-19
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

収支報告書

文献番号
202222027Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
7,331,000円
(2)補助金確定額
5,810,000円
差引額 [(1)-(2)]
1,521,000円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 3,186,187円
人件費・謝金 355,146円
旅費 271,330円
その他 307,202円
間接経費 1,691,000円
合計 5,810,865円

備考

備考
865円自己資金

公開日・更新日

公開日
2024-05-17
更新日
-