文献情報
文献番号
202103014A
報告書区分
総括
研究課題名
スマートフォンアプリケーションとビーコンシステムを活用した医師の客観的かつ効率的な労働時間管理による勤務実態の見える化
課題番号
21AC1005
研究年度
令和3(2021)年度
研究代表者(所属機関)
猪俣 武範(順天堂大学 医学部)
研究分担者(所属機関)
- 高橋 和久(順天堂大学 医学部)
- 新井 一(順天堂大学 )
- 岩上 将夫(筑波大学 医学医療系 ヘルスサービスリサーチ分野)
- 山路 健(順天堂大学 医学部 膠原病内科)
- 西崎 祐史(順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター)
- 奥村 雄一(順天堂大学 大学院医学研究科)
- 中村 正裕(東京大学 大学院工学系研究科)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 政策科学総合研究(臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究)
研究開始年度
令和3(2021)年度
研究終了予定年度
令和5(2023)年度
研究費
23,077,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
2024年4月から医師の時間外労働の上限規制が適応される。医師の働き方改革の実現に向けて、適切な労働時間管理と労働時間短縮に向けた取り組みが求められる。
本研究では、医師勤務管理用スマホアプリを開発・運用し、ビーコンシステムとの連動により医師の勤務実態関連ビッグデータを客観的・効率的に収集する。また、収集したデータから医師の時間外労働延長因子の解明ならびに改善提案アルゴリズムを開発し、医師の労働時間短縮に資する知見を創出する。
本研究では、医師勤務管理用スマホアプリを開発・運用し、ビーコンシステムとの連動により医師の勤務実態関連ビッグデータを客観的・効率的に収集する。また、収集したデータから医師の時間外労働延長因子の解明ならびに改善提案アルゴリズムを開発し、医師の労働時間短縮に資する知見を創出する。
研究方法
令和3年度は勤務管理用スマホアプリの開発に向けた収集項目の設定、研究計画の策定、ビーコンシステムの導入、ならびにビーコンシステムと勤務管理用スマホアプリによる位置情報の収集の検証を行った。
(倫理面への配慮)
研究で得られた研究参加者の個人的な情報および測定データは、個人の特定ができないことはもちろんであるが、学術会議等で公表する際にも統計処理が施され、これらの情報保護に細心の注意を払うものとする。
(倫理面への配慮)
研究で得られた研究参加者の個人的な情報および測定データは、個人の特定ができないことはもちろんであるが、学術会議等で公表する際にも統計処理が施され、これらの情報保護に細心の注意を払うものとする。
結果と考察
令和3年度は勤務管理用スマホアプリの収集項目の設定、研究計画の策定、ビーコンシステムの導入を行った。また、ビーコンシステムと勤務管理用スマホアプリによる位置情報の収集の信頼性を明らかにした。
令和4年度は医師勤務実態調査用スマホアプリとビーコンシステムを用いた臨床研究のための倫理承認取得のため準備ならびに実施を行う。
令和4年度は医師勤務実態調査用スマホアプリとビーコンシステムを用いた臨床研究のための倫理承認取得のため準備ならびに実施を行う。
結論
令和3年度は勤務管理用スマホアプリの収集項目の設定、研究計画の策定、ビーコンシステムの導入、非臨床研究の実施を行った。
公開日・更新日
公開日
2023-06-28
更新日
-