文献情報
文献番号
200816015A
報告書区分
総括
研究課題名
日本臨床薬理学会認定制度を基本とした臨床研究体験型教育プログラムの研究開発
課題番号
H19-臨研(教育)・一般-001
研究年度
平成20(2008)年度
研究代表者(所属機関)
小林 真一(聖マリアンナ医科大学 医学部 薬理学)
研究分担者(所属機関)
- 中野 重行(大分大学 医学部 創薬育薬医学)
- 藤村 昭夫(自治医科大学 医学部 薬理学講座臨床薬理学部門)
- 木村 健二郎(聖マリアンナ医科大学 医学部 腎臓・高血圧内科)
- 川合 眞一(東邦大学 医学部 膠原病科)
- 長谷川 純一(鳥取大学 医学部 薬物治療学)
- 渡邉 裕司(浜松医科大学 医学部 臨床薬理学)
- 松本 直樹(聖マリアンナ医科大学 医学部 薬理学)
- 熊井 俊夫(聖マリアンナ医科大学 医学部 薬理学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 厚生科学基盤研究分野 医療技術実用化総合研究(臨床研究基盤整備推進研究)
研究開始年度
平成19(2007)年度
研究終了予定年度
平成21(2009)年度
研究費
27,224,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
臨床研究をリードしていく医師、臨床研究コーディネーター(CRC)を養成する教育システムを構築し、臨床試験の適正な実施を促進するための教育及び制度が必要である。本研究はこのための体験型教育プログラムの開発を目的とする。本年度は臨床試験を適正に行える医師養成のための「臨床試験を適正に行える医師養成のための協議会(仮称)」を設立するための基盤整備と教材の作成を目的とし、さらに医師のための臨床試験セミナーとワークショップ(以下、WS)を開催した。CRCについては全国の教育環境の整備を目的とし、認定CRC(以下、CCRC)のための体系的教育プログラムの構築も目的とした。また、ビギナーCRC(以下、BCRC)の養成研修における教育必須項目の統一化も図った。
研究方法
本研究代表者、分担者と各学会、団体からの代表者を加えて上記協議会の設立準備会議を開催し、必須項目など教育の内容と制度を検討した。医師のための体験型学習法及びその教材の作成を及びその教材の作成を試みた。CRCは全国各地での教育環境格差の是正とステップアップのためにWSを開催し検討した。CRC養成に関している5団体の代表者と養成研修における教育必須項目の統一化を検討とした。
結果と考察
臨床試験を適正に行える医師を養成するためのシステムとして上記協議会の設立準備をした。臨床試験体験型教育のための教材を、セミナーとWSを開催し試行して作成した。
CRCのキャリアパスを示した。CRCは様々なステップでのWSを開催した。アシスタントCRC(以下、ACRC)およびBCRCのために、札幌と那覇で、CCRC向けには東京と別府でWSを行った。CRCの各養成団体の代表者と養成研修における教育必須項目の合意を得た。
本研究では臨床試験を適正に行える医師を養成するための協議会を設立し関係各団体と協力して認定制度も含め教育を推進していく必要性が考えられた。臨床試験の体験型教育のための教材は今後種類を増やしていく必要がある。
ACRCとBCRCのためのWSを全国各地で開催したが、他の地方での開催の要望が多く寄せられた。CCRC向けのWSはCRCがシニア又はスペシャルCRC(SCRC)として各々の専門領域でステップアップしていくのに必要で効果のある教育プログラムになると考えられた。
CRCのキャリアパスを示した。CRCは様々なステップでのWSを開催した。アシスタントCRC(以下、ACRC)およびBCRCのために、札幌と那覇で、CCRC向けには東京と別府でWSを行った。CRCの各養成団体の代表者と養成研修における教育必須項目の合意を得た。
本研究では臨床試験を適正に行える医師を養成するための協議会を設立し関係各団体と協力して認定制度も含め教育を推進していく必要性が考えられた。臨床試験の体験型教育のための教材は今後種類を増やしていく必要がある。
ACRCとBCRCのためのWSを全国各地で開催したが、他の地方での開催の要望が多く寄せられた。CCRC向けのWSはCRCがシニア又はスペシャルCRC(SCRC)として各々の専門領域でステップアップしていくのに必要で効果のある教育プログラムになると考えられた。
結論
臨床試験を適正に行える医師とCRCを養成するための教育を推進するシステムの基盤整備研究を行った。
公開日・更新日
公開日
2011-05-30
更新日
-