文献情報
文献番号
200816005A
報告書区分
総括
研究課題名
生活習慣領域における臨床研究のインフラストラクチャー創生とその応用に関する基盤研究
課題番号
H18-臨研(機関)・一般-005
研究年度
平成20(2008)年度
研究代表者(所属機関)
山本 晴子(国立循環器病センター 臨床研究センター)
研究分担者(所属機関)
- 北風 政史(国立循環器病センター 臨床研究センター )
- 宮本 恵宏(国立循環器病センター 臨床研究センター )
- 朝倉 正紀(国立循環器病センター 臨床研究センター )
- 嘉田 晃子(国立循環器病センター 臨床研究センター )
- 土井 香(国立循環器病センター 臨床研究センター )
- 古谷 智洋(国立循環器病センター 臨床研究センター )
- ( )
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 厚生科学基盤研究分野 医療技術実用化総合研究(臨床研究基盤整備推進研究)
研究開始年度
平成18(2006)年度
研究終了予定年度
平成20(2008)年度
研究費
77,779,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
治験を含めた臨床研究全般の実施体制の整備と臨床研究データ管理システムの導入による研究データの品質管理及び安全性管理システムの構築、治験・臨床研究支援関連人材の育成、全国的な生活習慣病疾患研究ネットワークの構築等の活動を通して、わが国における生活習慣病領域の臨床研究の品質向上と効率化を図る。
研究方法
主任および分担研究者が、研究コーディネート部門、統計・データマネジメント部門、臨床部門の3部門にそれぞれ所属して活動した。
結果と考察
研究コーディネート部門では、自主臨床研究担当CRCを育成し、自主臨床試験支援について、研究の支援から開始した。また、自主臨床研究支援における効率的な方法を検討し、業務手順書を作成した。
統計・データマネジメント部門では、研究期間中にデータ管理システムの構築と具体的な臨床研究での展開、データマネージメント実習等を行った。
臨床部門は、虚血性心疾患を対象とした多施設共同研究の際に構築された全国94施設よりなる臨床研究ネットワークを基にした虚血性心疾患研究ネットワークの構築を行い、安全性情報取り扱いの手順案や報告書式等を開発した。
また、研究者を対象に臨床研究および生物統計に関するセミナーを開催した。また、院外の研究者が参加しやすい医学統計セミナーも開催した。
研究期間を通して、臨床研究を支援するための「臨床研究ユニット」を整備し、コーディネート部門、統計/DM部門、臨床部門の3部門について、人材育成を行い、支援業務を確立することができた。また、データセンターを装備し、自主臨床研究のデータの品質向上を図ることができたと考える。
統計・データマネジメント部門では、研究期間中にデータ管理システムの構築と具体的な臨床研究での展開、データマネージメント実習等を行った。
臨床部門は、虚血性心疾患を対象とした多施設共同研究の際に構築された全国94施設よりなる臨床研究ネットワークを基にした虚血性心疾患研究ネットワークの構築を行い、安全性情報取り扱いの手順案や報告書式等を開発した。
また、研究者を対象に臨床研究および生物統計に関するセミナーを開催した。また、院外の研究者が参加しやすい医学統計セミナーも開催した。
研究期間を通して、臨床研究を支援するための「臨床研究ユニット」を整備し、コーディネート部門、統計/DM部門、臨床部門の3部門について、人材育成を行い、支援業務を確立することができた。また、データセンターを装備し、自主臨床研究のデータの品質向上を図ることができたと考える。
結論
本研究を通して、自主臨床研究の支援のあり方と実際の方法、必要とされる部門や人材の整備等に一定の成果を挙げることができた。また、研究者への教育啓発活動や、一般市民への啓発活動の方法を開発できた。今後も引き続き活動を続け、国立循環器病センターにおける臨床研究支援と被験者保護、および研究の質の向上に努めたい。
公開日・更新日
公開日
2011-05-30
更新日
-