文献情報
文献番号
202022053A
報告書区分
総括
研究課題名
患者ニーズを踏まえた美容医療に関する調査と課題整理のための研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
20IA1014
研究年度
令和2(2020)年度
研究代表者(所属機関)
秋田 定伯(福岡大学 医学部 形成外科学・創傷再生学講座)
研究分担者(所属機関)
- 田中 純子(広島大学 大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学)
- 桜井 なおみ(キャンサー・ソリューションズ株式会社)
- 山内 英子(聖路加国際大学 聖路加国際病院 ブレストセンター 乳腺外科)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
令和2(2020)年度
研究終了予定年度
令和3(2021)年度
研究費
1,800,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
患者ニーズを踏まえた美容医療に関する調査と課題を整理するための調査票を作成、WEB調査システムの構築を進めることを目的とする。
研究方法
乳がん患者・乳房再建研究に同意された方々に対してアンケート調査を実施する
Webシステムを用いたアンケート実施のための体制構築
普及啓発のための患者会との連携、市民公開討論開催、学会での発表
Webシステムを用いたアンケート実施のための体制構築
普及啓発のための患者会との連携、市民公開討論開催、学会での発表
結果と考察
研究期間内に研究班会議実施しアンケート調査内容の決定
600名程度の該当患者を有する聖路加国際病院で診療待合時間などを用いて、施設倫理委員会承認、参加者からの同意承諾後web上で実施予定である。
美容医療に関わるアンケート調査は信頼性と妥当性、再現性が、わが国における患者意識・行動様式とも相まって実現困難であった。
今回 美容医療でも用いられる手技・材料に極めて近似または同一のもので「再建」された乳房再建患者に対して、個人情報保護など秘匿性を担保しつつ、実臨床に即した実態を調査開始した。今後の乳房再建と美容医療に関わる課題抽出に繋がると思われる。
600名程度の該当患者を有する聖路加国際病院で診療待合時間などを用いて、施設倫理委員会承認、参加者からの同意承諾後web上で実施予定である。
美容医療に関わるアンケート調査は信頼性と妥当性、再現性が、わが国における患者意識・行動様式とも相まって実現困難であった。
今回 美容医療でも用いられる手技・材料に極めて近似または同一のもので「再建」された乳房再建患者に対して、個人情報保護など秘匿性を担保しつつ、実臨床に即した実態を調査開始した。今後の乳房再建と美容医療に関わる課題抽出に繋がると思われる。
結論
美容医療に関わる真の課題を患者参加のもと、横断的専門家間での臨床研究の端緒が始まり、今後の本領域での問題点の抽出と課題克服の方法・方策を検討し、当事者・国民に普及・啓発することが重要と考えられた。
公開日・更新日
公開日
2021-07-14
更新日
-