専門薬剤師制度の在り方及び実務実習の在り方等に関する研究

文献情報

文献番号
200735072A
報告書区分
総括
研究課題名
専門薬剤師制度の在り方及び実務実習の在り方等に関する研究
課題番号
H19-医薬-一般-035
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
伊賀 立二(社団法人日本病院薬剤師会)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究
研究開始年度
平成19(2007)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
7,500,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

行政効果報告

文献番号
200735072C

成果

専門的・学術的観点からの成果
HIV感染症専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師制度が確立することにより、高度な薬物療法の知識と技能を持った薬剤師が輩出されることになり、エイズ患者、妊婦・授乳婦の患者の薬物治療に専門的な知識を駆使して、治療薬の選択、処方設計への助言、服薬コンプライアンスの向上等に貢献できる。
臨床的観点からの成果
チーム医療の一員として薬剤師がエイズ患者、妊婦・授乳婦の患者の薬物療法を円滑に行うには、高度な薬物療法の知識と技能が必要である。このためには、この領域の薬物療法における専門薬剤師を養成することが必要である。本研究は、エイズ、妊婦・授乳婦の患者の薬物療法を実践するHIV感染症専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師を養成するための研修カリキュラム等を策定しており、その成果として日本病院薬剤師会が展開する専門薬剤師制度の立ち上げを実現させた。
ガイドライン等の開発
HIV感染症専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師制度における認定事業を行うために必要となる認定申請資格要件、認定基準等を策定したことにより、平成20年度のHIV感染症専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師の認定に備えた。
その他行政的観点からの成果
HIV感染症専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師制度により、一定以上の資質を持った専門薬剤師を輩出することにより、どの
医療機関においても患者に標準的な薬物療法を実践することが可能となり医療の均てん化を図れる。また、診療報酬改訂時に薬剤師が関わる業務として診療報酬でフィーされることが期待される。
その他のインパクト
日本病院薬剤師会が展開している、がん専門薬剤師、感染制御専門薬剤師に続く専門薬剤師制度として設置することが期待されているHIV感染症専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師がチーム医療において担当する業務内容等について取り上げられた。

発表件数

原著論文(和文)
0件
なし
原著論文(英文等)
0件
なし
その他論文(和文)
0件
なし
その他論文(英文等)
0件
なし
学会発表(国内学会)
0件
なし
学会発表(国際学会等)
0件
なし
その他成果(特許の出願)
0件
「出願」「取得」計0件
その他成果(特許の取得)
0件
なし
その他成果(施策への反映)
0件
なし
その他成果(普及・啓発活動)
0件
なし

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2017-05-30
更新日
-