新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療の対応やその影響についての研究

文献情報

文献番号
202006058A
報告書区分
総括
研究課題名
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療の対応やその影響についての研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
20CA2060
研究年度
令和2(2020)年度
研究代表者(所属機関)
武藤 真祐(医療法人社団鉄祐会)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
令和2(2020)年度
研究終了予定年度
令和2(2020)年度
研究費
6,491,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2021-07-13
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202006058C

成果

専門的・学術的観点からの成果
 厚生労働省により実施された特例措置の実施状況調査では、初診・再診の記載が不明確なものが多く、一部のデータが分類不能、もしくはあいまいなまま区分されていた状況が見られた。本研究で実施したWEB調査では、診療形態の定義を3区分し、構造化した質問として回答を受けた。この分類は今後も図るべきと考えられた。
 また、医療上の安全性の担保の観点から、今後のオンライン診療の評価に当たる必要事項としてスキームと、スキームに対応する質問項目を提案した。
臨床的観点からの成果
以下の政策的提言を臨床的観点から行うことが可能となった。オンライン診療の今後の発展に向けては、現状の把握を正確にまた効果的に評価できる仕組みが必須である。さらには、オンライン診療の診断学、患者側への啓発、診療報酬上の改善が必要である。現状では対面診療に比してオンライン診療の報酬は大きく抑制されており、導入は医療機関側の負担となっている。この体制では日本の保険診療にオンライン診療が普及することは難しい。保険点数は、管理料、指導料、カウンセリング料なども含めて外来診療と同等の点数を望みたい。
ガイドライン等の開発
厚生労働省第12回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会において、参考資料として取り上げれた
その他行政的観点からの成果
厚生労働省第12回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会において、参考資料として取り上げれた
その他のインパクト
今後シンポジウムを開催予定

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
1件
投稿中
その他論文(和文)
1件
投稿中
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
1件
第12回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会 参考資料 https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000694034.pdf
その他成果(普及・啓発活動)
1件
第12回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会 参考資料 https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000694034.pdf

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2022-05-26
更新日
-

収支報告書

文献番号
202006058Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
8,438,000円
(2)補助金確定額
8,438,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 53,000円
人件費・謝金 3,300,000円
旅費 0円
その他 3,138,000円
間接経費 1,947,000円
合計 8,438,000円

備考

備考
-

公開日・更新日

公開日
2021-12-02
更新日
-