『新しい生活様式』に即した熱中症の診断・予防・治療法の確立のための研究

文献情報

文献番号
202006055A
報告書区分
総括
研究課題名
『新しい生活様式』に即した熱中症の診断・予防・治療法の確立のための研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
20CA2057
研究年度
令和2(2020)年度
研究代表者(所属機関)
横堀 將司(日本医科大学 大学院医学研究科救急医学分野)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
令和2(2020)年度
研究終了予定年度
令和2(2020)年度
研究費
9,193,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202006055C

成果

専門的・学術的観点からの成果
本研究は、COVID-19の蔓延下での新しい生活様式を想定し、マスク着用下での労作、運動と身体的負荷、熱中症のリスクの関連を調査し、マスクを着用しながら熱中症をいかに安全に予防すべきか、科学的論拠の確立を行い、広く国民に正確な情報を提供することを目的とした。コロナ禍も2年以上経過し、感染予防と熱中症の両立の重要性が強調される中で、マスク着用下の注意点を示し、広く国民に注意点を示すことができた。
臨床的観点からの成果
日本救急医学会と行ったHeatstroke-studyにおけるマスク着用およびCOVID-19と熱中症発症のリスクの関連性の評価では、47例のマスク着用時の熱中症が確認された。
一定の患者がマスク着用下に熱中症をおこしていることから、さらにこれを掘り下げ今年度も日本救急医学会で継続して疫学研究を継続することに繋げた。
ガイドライン等の開発
本研究では新しい生活様式における熱中症予防と、感染症予防の両立は継続して研究すべきテーマと知ることができた。今回の研究結果を含めた、熱中症診療ガイドライン2024に向け、編集委員会立ち上げ、編集を開始した。
その他行政的観点からの成果
本研究では、マスク着用における運動時の熱中症のリスクについて研究してきた。適切な運動強度をモニタリングすることで、マスク着用下でも熱中症のリスクを低下させることができる可能性が明らかになった一方で、激しい運動時にはマスクの着用は熱中症になる可能性をも示唆するものであった。最近、文部科学省より学校での体育時にはマスク着用は控えるとの見解も発出され、本研究はこのような政策判断の理論的論拠になる可能性を示した。
その他のインパクト
本研究の成果を熱中症関連のセミナーや環境省主体のカンファレンス等、官・民主体の講演会等おいても広く周知し、国民への適切な啓発を行うことができた。今夏もさらに疫学研究を続け、国民の安心安全な夏の生活に貢献する所存である。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2023-06-06
更新日
-

収支報告書

文献番号
202006055Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
11,950,000円
(2)補助金確定額
10,618,000円
差引額 [(1)-(2)]
1,332,000円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 6,930,264円
人件費・謝金 0円
旅費 0円
その他 931,000円
間接経費 2,757,000円
合計 10,618,264円

備考

備考
自己資金264円

公開日・更新日

公開日
2022-05-10
更新日
-