診療情報提供書,電子処方箋等の電子化医療文書の相互運用性確保のための標準規格の開発研究

文献情報

文献番号
202006013A
報告書区分
総括
研究課題名
診療情報提供書,電子処方箋等の電子化医療文書の相互運用性確保のための標準規格の開発研究
課題番号
20CA2013
研究年度
令和2(2020)年度
研究代表者(所属機関)
大江 和彦(東京大学医学部附属病院 企画情報運営部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
令和2(2020)年度
研究終了予定年度
令和2(2020)年度
研究費
4,160,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
202006013C

成果

専門的・学術的観点からの成果
医療情報交換のための電子処方、診療情報提供、退院時サマリ、健診結果報告の4医療文書について、次世代医療情報標準とみられているHL7FHIRに準拠した新しい標準案を策定したことにより、FHIRを用いた他の医療情報交換仕様の策定が飛躍的に効率化することに繋がると考えられる。
臨床的観点からの成果
医療情報のうち、電子処方、診療情報提供、退院時サマリ、健診結果報告の4医療文書に記述される診療データが、次世代医療情報標準とみられているHL7FHIRに準拠した形式で記述され、蓄積されるようになると、患者への情報提供、研究での二次利用の両面で飛躍的にデータ流通が効率化すると考えられる。
ガイドライン等の開発
策定途中の方針は、「第4回健康・医療・介護情報利活用検討会、第3回医療等情報利活用WG及び第2回健診等情報利活用WG」(2020年10月21日 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14239.html)において、研究代表者により資料「HL7FHIRとそれにもとづく医療文書標準仕様の策定」と提示とそれを用いた説明がなされた。
その他行政的観点からの成果
なし
その他のインパクト
2020年12月16日から2021年1月8日の間、HL7 FHIRに準拠した電子処方箋データの記述仕様書案のパブリックコメント募集を研究班が運営するホームページで一般公開し、140以上のコメントや質問が寄せられ、それに対応することができた。対応内容も同ホームページに公開した。(https://std.jpfhir.jp/)

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
1件
2020年12月16日から2021年1月8日の間、HL7 FHIRに準拠した電子処方箋データの記述仕様書案のパブリックコメント募集を研究班が運営するホームページで一般公開し、140以上のコメントや質問

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2022-05-26
更新日
-

収支報告書

文献番号
202006013Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
5,408,000円
(2)補助金確定額
5,408,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 964,000円
人件費・謝金 0円
旅費 0円
その他 3,196,000円
間接経費 1,248,000円
合計 5,408,000円

備考

備考
-

公開日・更新日

公開日
2021-11-15
更新日
-