関連学会の取組と連携したPROガイドラインの作成

文献情報

文献番号
202003012A
報告書区分
総括
研究課題名
関連学会の取組と連携したPROガイドラインの作成
課題番号
20AC1003
研究年度
令和2(2020)年度
研究代表者(所属機関)
下妻 晃二郎(学校法人立命館 立命館大学 生命科学部生命医科学科)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 政策科学総合研究(臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究)
研究開始年度
令和2(2020)年度
研究終了予定年度
令和4(2022)年度
研究費
10,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
 わが国におけるPRO評価の基礎・応用研究において、各ステークホルダーが利用しやすいガイドライン(ガイダンスを含む)を開発する。
研究方法
 初年度は、主に次の2つのアプローチで課題に取り組んだ。すなわち、(1)海外および国内の既存のPRO関連ガイドラインの系統的検索と一部の日本語版開発、(2)PROを使用する各ステークホルダーを対象としたガイドラインのニーズ調査、である。(詳細は、分担報告書を参照のこと)
(倫理面への配慮)
 上記の(2)については、立命館大学人を対象とする医学系研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。(承認番号:BKC-人医-2020-061)
結果と考察
(1)海外および国内の既存のPRO関連ガイドラインの系統的検索と一部の日本語版開発
 複数の医学系データベースを用いて系統的に検索を行った結果から目的に合致する文献や教科書を絞り込み、さらにそこに含まれない重要な文献をハンドサーチで加えた。一部の重要な文献の日本語訳を作成中である。
(2)PROを使用する各ステークホルダーを対象としたガイドラインのニーズ調査
 まず少数を対象に、リモート対面インタビューの予備調査を行い、PROとQOLの概念構造の相違や、ガイドラインとして必要な内容に関する調査を行い、定性的に分析を行った。次に多数の対象に、同様の調査をweb-basedで行い、定性的及び定量的分析を行った。
 研究結果は、研究班の最終産物の構成や優先順位づけに応用する予定である。
結論
 わが国独自の公的なPROガイドラインの作成を目的として、PRO関連文献の系統的検索とニーズ調査を行い、有益な情報が得られた。
 一部の結果を2021年度の国際QOL研究学会(ISOQOL)に発表予定である。

公開日・更新日

公開日
2021-07-06
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2021-07-06
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

収支報告書

文献番号
202003012Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
13,000,000円
(2)補助金確定額
13,000,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 908,503円
人件費・謝金 1,772,049円
旅費 53,440円
その他 7,266,008円
間接経費 3,000,000円
合計 13,000,000円

備考

備考
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公開日・更新日

公開日
2022-03-02
更新日
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