医師・歯科医師数等の将来予測に関する研究

文献情報

文献番号
200732059A
報告書区分
総括
研究課題名
医師・歯科医師数等の将来予測に関する研究
課題番号
H18-医療-一般-035
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
長瀬 啓介(京都大学 医学部附属病院)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 医療安全・医療技術評価総合研究
研究開始年度
平成18(2006)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
1,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

文献情報

文献番号
200732059B
報告書区分
総合
研究課題名
医師・歯科医師数等の将来予測に関する研究
課題番号
H18-医療-一般-035
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
長瀬 啓介(京都大学 医学部附属病院)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 医療安全・医療技術評価総合研究
研究開始年度
平成18(2006)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

行政効果報告

文献番号
200732059C

成果

専門的・学術的観点からの成果
本研究により、医師の性別の経年的変化が、診療科選択に影響を及ぼし、特に小児科、産婦人科、外科において、当該診療科を標榜する医師数に強い影響を及ぼすことが定量的に示された。また、わが国の医師の診療科選択にあたり、産婦人科を選択する女性医師の数が、他の先進国と比較して高いことを示すデータが得られており、国による医師の診療科選択傾向に差があることが示された。
臨床的観点からの成果
本研究は、その目的から、臨床診療における医療技術に対し直接的な影響を与えないものである。しかし、産婦人科、小児科における医師数の不足が急激に顕在化している現状を鑑みると、本研究により医師数の適正化を図ることを可能とし、ひいては臨床診療の質の維持・向上に資する研究であるといえる。
ガイドライン等の開発
本研究は、その目的から、ガイドラインなどの開発に対して影響を与えないものである。
その他行政的観点からの成果
 病院に勤務する産婦人科医師の不足に女性医師の増加が重要な影響を与えていること、勤務環境の改善が不足改善に重要であると考えられることが明らかとなり、未公表の段階である平成19年12月1日に本研究の結果概要を厚生労働省に対して提供した。
 その後、厚生労働省は女性医師の勤務環境改善を重視する施策を公表した。また、平成20年医療施設統計において男女別常勤時間の把握を行うことが、内閣府統計委員会人口・社会統計部会および統計委員会で審議され、実施が計画されている。
その他のインパクト
 該当なし。

発表件数

原著論文(和文)
1件
現在学術論文として取りまとめ、投稿中の論文については、今後公表の時点で行政効果として順次登録する予定である。
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
3件
学会発表(国際学会等)
1件
その他成果(特許の出願)
0件
「出願」「取得」計0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
2件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限ります。

原著論文1
長瀬啓介
産婦人科領域での病院医療における女性医師数
社会保険旬報 , 2344 , 33-37  (2008)

公開日・更新日

公開日
2020-05-27
更新日
-