文献情報
文献番号
200719010A
報告書区分
総括
研究課題名
住民参画と保健福祉の協働による子育て機能の向上・普及・評価に関する研究
課題番号
H17-子ども-一般-013
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
前川 喜平(日本小児保健協会)
研究分担者(所属機関)
- 東海林文夫(葛飾保健所)
- 古荘 純一(青山学院大学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 子ども家庭総合研究
研究開始年度
平成17(2005)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
7,840,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
健やか親子21推進のための基礎的研究をおこなう研究班であり、第1,3,4課題の3つの分担研究班より構成されている。それぞれの課題の到達目標を達成するための具体的で実現可能な方策を提起することを目的とした。
研究方法
(1)住民参画と保健福祉の協働による子育て機能の向上・普及・評価に関する研究(前川班)は、第4課題の目的達成のため、子どもの歯に関する小児科医と小児歯科医の統一的考えの「幼児食の進め方」の検討や周産期よりの虐待防止を含めた地域全体の支援システム構築についての地域拡大を進める等、実践研究を行った。
(2))妊娠・育児中の飲酒・喫煙防止と小児の事故防止対策の推進及び環境整備に関する研究(東海林班)は第3課題の目的達成のため、葛飾区において、喫煙・飲酒防止のための集中プログラムの実施と評価等の研究を行った。
(3)学校における子どもの心の問題に対応する医療・心理・教育の協働システムの研究(古荘班)は第1課題の目的達成のため、開発中の日本版QOL尺度を用い、首都圏9校での調査や学校訪問、さらにオランダでの調査を実施。
(2))妊娠・育児中の飲酒・喫煙防止と小児の事故防止対策の推進及び環境整備に関する研究(東海林班)は第3課題の目的達成のため、葛飾区において、喫煙・飲酒防止のための集中プログラムの実施と評価等の研究を行った。
(3)学校における子どもの心の問題に対応する医療・心理・教育の協働システムの研究(古荘班)は第1課題の目的達成のため、開発中の日本版QOL尺度を用い、首都圏9校での調査や学校訪問、さらにオランダでの調査を実施。
結果と考察
(1)前川班では、小児科と小児歯科の全国的統一的考えの作成や虐待の防止(ハローファミリーカードの試行等)等を実施。住民参画・保健福祉との連携に基づくシステムモデルを作成した。
(2)東海林班では、葛飾区における妊産婦と家族に対するタバコとアルコールについての健康教育と評価や小児の事故防止のためのチャイルドシート着用に関して研究を行い、効果の評価を行った。
(3)古荘班では、中学生版QOL尺度は信頼性と妥当性の相当の成果を得た。今後、さらに各年齢層での試行が必要である。
(2)東海林班では、葛飾区における妊産婦と家族に対するタバコとアルコールについての健康教育と評価や小児の事故防止のためのチャイルドシート着用に関して研究を行い、効果の評価を行った。
(3)古荘班では、中学生版QOL尺度は信頼性と妥当性の相当の成果を得た。今後、さらに各年齢層での試行が必要である。
結論
健やか親子21推進には、様々な実践と研究が積み重ねられる必要がある。各分担研究班の研究についても、今後、さらに実践と評価により、検討を重ねることが望まれる。
公開日・更新日
公開日
2008-10-08
更新日
-