特定保健指導の実践的指導実施者育成プログラムの開発

文献情報

文献番号
200705035A
報告書区分
総括
研究課題名
特定保健指導の実践的指導実施者育成プログラムの開発
課題番号
H19-特別-指定-031
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
河野 啓子(四日市看護医療大学)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成19(2007)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
4,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
200705035C

成果

専門的・学術的観点からの成果
食生活の改善指導分野および運動指導分野のそれぞれの作業部会で作成されたテキストを元に、班会議において、内容等の確認や重複する項目の整理や修正記載内容の整合性についての議論を重ね、成果物として「食生活改善指導担当者テキスト確定版」及び「運動指導担当者テキスト追補版」としてまとめた。
臨床的観点からの成果
今回の研究により、平成20年度からから始まる特定保健指導において看護師・栄養士等に必要な食生活改善指導担当者研修及び運動指導担当者研修におけるプログラムを開発し、さらに保健指導の実践現場において、実施者が活用しうるテキストを作成し。これにより、保健指導を受託する者あるいは提供する者等が、行動変容を促すことを目的とした効果的・効率的な保健指導を実施することを促進し、さらに有効な生活習慣病予防対策の一助となることから、国民一人一人並びに地域社会全体の健康づくりにおいても間接的に貢献するものと考える。
ガイドライン等の開発
食生活の改善指導分野および運動指導分野のそれぞれの作業部会で作成されたテキストを元に、班会議において、内容等の確認や重複する項目の整理や修正記載内容の整合性についての議論を重ね、成果物として「食生活改善指導担当者テキスト確定版」及び「運動指導担当者テキスト追補版」としてまとめ、今後の関係団体の研修会の基礎テキストとして使用される予定である。
その他行政的観点からの成果
平成20年度からはじまる特定保健指導における「食生活の改善指導に関する専門的知識及び技術を有すると認められる者」、および「運動指導に関する専門的知識及び技術を有すると認められる者」に必要な研修内容を明示したことにより、今後の人材の開発が促進され、円滑な特定健診・t区低保健指導につながると考えられる。
その他のインパクト
本研究によって作成されたテキストは、これまでに示されてきた保健指導のテキスト等と異なり、保健指導の対象者を、動機付け支援及び積極的支援の必要な者に限定した上で、今後の保健指導に必要とされる要件や手法を示した。さらに実態調査により、対象者が継続的に保健行動を実施するための保健指導・技術要件をインタビュー及び観察により明らかにし、結果を踏まえた保健指導の現場で活用可能なプログラム、マニュアルを提示した。また、このテキストを用いて、関連団体においての研修会を開催した。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
「出願」「取得」計0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2015-05-26
更新日
-