文献情報
文献番号
200705024A
報告書区分
総括
研究課題名
わが国の糖尿病診療体制の構築に関する研究
課題番号
H19-特別-指定-028
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
野田 光彦(国立国際医療センター 糖尿病・代謝症候郡診療部)
研究分担者(所属機関)
- 門脇 孝(東京都大学大学院 糖尿病・代謝内科)
- 稲垣 暢也(京都大学大学院 糖尿病・栄養内科学)
- 谷澤 幸生(山口大学大学院 病態制御内科学)
- 武田 倬(鳥取県立中央病院 内科学・糖尿病学)
- 小林 正(富山大学附属病院 内科学・糖尿病学)
- 山口 直人(東京女子医科大学大学院 衛生学公衆衛生学(二))
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成19(2007)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
5,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
患者数が急増している糖尿病対策は喫緊の課題であり、その発症予防を図るとともに、標準的な医療の提供に基づく重症化予防によって、合併症の増加を抑制することが求められている。そのために、地域での糖尿病診療の中核となる専門病院における診療体制の現状を明らかにして、糖尿病予防・治療のための地域での医療施設間における連携体制のあるべき姿を考究する。
研究方法
研究者及び糖尿病の診療・予防に係る機関・団体の代表者による会議において、①地方ブロック拠点病院を核とした糖尿病診療のグランドデザインのあり方、②地域連携を前提とした診療マニュアル(診療ガイドライン)のあり方、③一次情報(標準化されたデータ)収集に基づくデータベース構築を通じたエビデンス確立の可能性と課題、④二次情報発信(関係団体との連携体制を含む)のあり方、⑤関係領域(国の機関、諸団体との連携を含む)との連携のあり方の5つのテーマに関して、今後の方向性と課題について討論した。
結果と考察
平成20年度に改定される都道府県健康増進計画においては、糖尿病有病者数の減少目標が追加されることとなった。また、平成20年度に改定される医療計画においては糖尿病に関する医療の流れや診療機能に着目した医療連携体制を二次医療圏ごとに明示することとし、医療機関の機能分化と連携を具体的に図ることとされている。
本研究ではこれらの取り組みを推進するべく、糖尿病についての医療連携体制の均てん化に必要な事項を検討するとともに、今後の糖尿病治療の向上に資するエビデンスの構築に必要な体制について検討を加えた。
具体的には、研究方法に記載した5つのポイントについて、現状を調査・検証し、地域における糖尿病の医療連携体制のあるべき姿について提言を行った。
本研究ではこれらの取り組みを推進するべく、糖尿病についての医療連携体制の均てん化に必要な事項を検討するとともに、今後の糖尿病治療の向上に資するエビデンスの構築に必要な体制について検討を加えた。
具体的には、研究方法に記載した5つのポイントについて、現状を調査・検証し、地域における糖尿病の医療連携体制のあるべき姿について提言を行った。
結論
上記の通り。
公開日・更新日
公開日
2009-09-03
更新日
-