文献情報
文献番号
200634127A
報告書区分
総括
研究課題名
新歯科医師臨床研修制度における研修歯科医指導に関する研究(修了基準に関する研究を含む)
課題番号
H18-医療-一般-048
研究年度
平成18(2006)年度
研究代表者(所属機関)
花田 信弘(国立保健医療科学院 口腔保健部)
研究分担者(所属機関)
- 安藤 雄一(国立保健医療科学院 口腔保健部)
- 石井 拓男(東京歯科大学 千葉病院)
- 今井 奨(国立保健医療科学院 口腔保健部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 医療安全・医療技術評価総合研究
研究開始年度
平成18(2006)年度
研究終了予定年度
平成18(2006)年度
研究費
7,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
新歯科医師臨床研修制度が実施されるにあたり、過去においては各大学が独自に臨床研修制度を行っていたため、統一されたガイドラインが存在していなかった。そこで本研究において研修医制度を実施している大学から資料を取り寄せ、臨床指導カリキュラム、指導ガイドライン、医療安全ガイドラインの3点に焦点をあてガイドラインの作成を分担研究者に依頼した。また、その他必要な事項に対して主任研究者が補完を行い、国立保健医療科学院のホームページに掲載可能な状態にまで電子化を行うことを目的とする。
研究方法
医師臨床研修制度における指導ガイドライン試行版を元に、種々の文献を参考にし、新歯科医師臨床研修制度用のガイドラインを作成した。また、このガイドラインを国立保健医療科学院のホームページに掲載可能な状態にまで電子化を行うため、分担および協力研究者に校閲を依頼した。
結果と考察
臨床研修指導ガイドラインとして、新歯科医師臨床研修における歯科医師が身につけるべき基本事項、具体的な研修内容として研修歯科医自らが確実に実践できる「基本習熟コース」、頻度高く臨床において経験できる内容となる「基本習得コース」に分類を行い、到達目標を定めた。
指導医の役割を明確にするため、指導体制として、管理者、研修管理委員会、プログラム責任者、研修実施責任者、臨床研修指導歯科医、研修歯科医の指導における歯科医師以外の医療スタッフの役割の基準を明示した。また指導歯科医が遵守すべき事項として指導歯科医の選任と契約、指導歯科医の研修、指導歯科医間の連係を定めた。
医療における過誤可能性に対する基本概念を提示した。
上記の3つのガイドラインを根幹にしてガイドラインのアウトラインを作成し国立保健医療科学院のホームページに掲載可能な状態にまで電子化を行った。
指導医の役割を明確にするため、指導体制として、管理者、研修管理委員会、プログラム責任者、研修実施責任者、臨床研修指導歯科医、研修歯科医の指導における歯科医師以外の医療スタッフの役割の基準を明示した。また指導歯科医が遵守すべき事項として指導歯科医の選任と契約、指導歯科医の研修、指導歯科医間の連係を定めた。
医療における過誤可能性に対する基本概念を提示した。
上記の3つのガイドラインを根幹にしてガイドラインのアウトラインを作成し国立保健医療科学院のホームページに掲載可能な状態にまで電子化を行った。
結論
臨床指導カリキュラム、指導ガイドライン、医療安全ガイドラインの3点を根幹にガイドラインの作成を行った。また、その他必要な事項に対して主任研究者が補完を行い、国立保健医療科学院のホームページに掲載可能な状態にまで電子化作業を行った。
公開日・更新日
公開日
2008-04-14
更新日
-