難治性疾患克服研究の評価ならびに研究の方向性に関する研究

文献情報

文献番号
200500877A
報告書区分
総括
研究課題名
難治性疾患克服研究の評価ならびに研究の方向性に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
H17-難治-047
研究年度
平成17(2005)年度
研究代表者(所属機関)
清野 裕(関西電力病院)
研究分担者(所属機関)
  • 田嶼尚子(東京慈恵会医科大学 内科学 糖尿病・代謝・内分泌内科)
  • 小池隆夫(北海道大学大学院医学研究科 免疫学・内科)
  • 池田康夫(慶応大学医学部 内科学 血液内科)
  • 千葉 勉(京都大学 消化器内科)
  • 作田 学(杏林大学医学部 神経内科)
  • 山田祐一郎(京都大学 糖尿病・栄養内科)
  • 佐々木 敬(東京慈恵会医科大学 内科学 糖尿病・代謝・内分泌内科)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 難治性疾患克服研究
研究開始年度
平成17(2005)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
19,650,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
近年は慢性疾患を持つ者の日常生活や身体的活動状況を把握しこれに対応するような研究もテーマの一つとして行政的に期待されている。本研究事業は各研究班に対し、科学性のある病態解明に加えていわゆる難治性疾患における診断法や治療法の進歩を第一に期待するものである。本研究班では、難治性疾患克服研究事業班研究に対する評価方法の妥当性を検討し、各専門的研究班における研究体制・成果を実際に検証することで、難治性疾患研究、さらには厚生労働科学研究としての方向性を維持して行くことを目的とする。
研究方法
従来の研究で策定した評価法、評価シートをもとに、使用に耐える評価法を提案する。検討する際のポイントとして、1)評価項目に過不足は無いか、特に行政的観点・学術的観点双方からの意見を反映できるかどうか、2)評価シートそのものが評価者に依存せず、普遍的に使用できるかどうか、に絞る。
 この研究事業は治療に関して調査研究が行われる場合も含むが、いわゆる市販後の薬剤効果・安全性調査とは異なり国費による研究として方向性を絞る必要がある。また新興の疾患や新たな治療上の問題が発生しつつある疾患(例えば1型糖尿病における膵島移植など)や社会的要請も高い疾患について新たな研究班を提案する。
結果と考察
 第1年次である本年度は、厚生労働省難治性疾患克服研究事業によって実施された各調査研究が難治性疾患克服研究事業として妥当かどうか、またそれが効率的に推進され研究成果が上がったかどうか等に関して従来と同様に検討することとした。これらについて客観的かつ適切に判断するため、提出された研究報告書に基づく評価、本研究班で新たに作成した評価票を用いた各班の評価、当該領域における医学、医療の進捗状況を加味した各班の位置付けについても評価した。 
 本研究班における評価法が確立すれば、簡易で誰がみても一定度の評価が可能となる業績発表、報告の形式が得られると考えられる。また国民理解と教育の観点からもWebサイト等での情報開示が可能となろう。このような開示が進むことは、研究事業と班員の緊張を自然に研究班内に招き、実効性のある研究事業の改良を促進することが期待できる。
結論
評価と研究方向の決定までの過程を効率よくするために、従来の当班の活動において評価指標と方法の改善を検討してきた。
今年度からの新たな当班の研究において、さらにこの指標と方向性について検討すると同時に、具体的な難治性疾患の取り扱う疾患の範囲や、新興の難治性疾患と考えられる疾患群につき検討を開始した。

公開日・更新日

公開日
2006-06-12
更新日
-