文献情報
文献番号
200500737A
報告書区分
総括
研究課題名
免疫・アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価の今後の方向性の策定に関する研究
課題番号
H17-免疫-013
研究年度
平成17(2005)年度
研究代表者(所属機関)
秋山 一男(国立病院機構相模原病院 臨床研究センター)
研究分担者(所属機関)
- 小澤 義典(国立病院機構相模原病院 臨床研究センター )
- 谷口 正実(国立病院機構相模原病院 臨床研究センター )
- 長谷川 眞紀(国立病院機構相模原病院)
- 柳原 行義(国立病院機構相模原病院 臨床研究センター )
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 免疫アレルギー疾患予防・治療研究
研究開始年度
平成17(2005)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
20,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
本研究課題は免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業における長期的・中期的さらには危急的目標に対しての適切な研究課題の企画・評価を実施するための方向性を探り、厚生労働科学研究の質の向上・維持を図ることを目的としている。また、国民の税金による政府資金が的確に執行されている状況を一般国民に理解しやすい方法による情報公開を行い、本研究事業が、国民に広く理解され受け入れられるよう企画、実行することを目的とした。
研究方法
1.研究課題の適正な設定と各研究班の位置づけと行動目標の明確化、2.研究の適切な評価法の確立、3.研究成果の適切な情報提供手段の確立、以上の3研究を中心に本研究課題を遂行した。
結果と考察
1.研究課題の適正な設定と各研究班の位置づけと行動目標の明確化:平成17年10月に公表されたリウマチ・アレルギー対策委員会報告書を受けて時宜に応じて社会的要請の高い危急的な課題を迅速に取り入れた課題設定を心がけ、新規募集課題設定に資料を提供した。
2.研究の適切な評価法の確立:事前評価においては、上記委員会報告書における今後の方向性に則った研究課題採択に向けて、学術的評価と行政的評価の2方向からの評価の必要性を提言した。中間・事後評価においては、これまで実施されてきた中間・事後評価法につき見直しを行ない、初期の目的との整合性、費用対効果に関しても評価に際して考慮することを評価委員会に提言した。
3.研究成果の適切な情報提供手段の確立:本研究事業で策定された各種疾患治療・予防のガイドライン、また、スギ花粉症等季節性の高い疾患に対しての一般向け及び医療従事者向けの相談対応窓口をリウマチ・アレルギー情報センターを活用して情報提供をおこなった。また、推進事業としてのリウマチ・アレルギーシンポジウムの開催に関してプログラム作成、講師選定等につき関与した。さらには、患者向けマニュアル作成プロジェクトを立ち上げ、アレルギー疾患を自己管理可能な疾患にするためのマニュアル作成を開始した。
2.研究の適切な評価法の確立:事前評価においては、上記委員会報告書における今後の方向性に則った研究課題採択に向けて、学術的評価と行政的評価の2方向からの評価の必要性を提言した。中間・事後評価においては、これまで実施されてきた中間・事後評価法につき見直しを行ない、初期の目的との整合性、費用対効果に関しても評価に際して考慮することを評価委員会に提言した。
3.研究成果の適切な情報提供手段の確立:本研究事業で策定された各種疾患治療・予防のガイドライン、また、スギ花粉症等季節性の高い疾患に対しての一般向け及び医療従事者向けの相談対応窓口をリウマチ・アレルギー情報センターを活用して情報提供をおこなった。また、推進事業としてのリウマチ・アレルギーシンポジウムの開催に関してプログラム作成、講師選定等につき関与した。さらには、患者向けマニュアル作成プロジェクトを立ち上げ、アレルギー疾患を自己管理可能な疾患にするためのマニュアル作成を開始した。
結論
免疫アレルギー疾患医療の向上に寄与する質の高い研究を実施し、その成果を国民に適切に情報提供するために、評価法の適正化、各種情報提供手段を用いての国民への還元を図った。
公開日・更新日
公開日
2006-07-20
更新日
-