文献情報
文献番号
199700045A
報告書区分
総括
研究課題名
障害者福祉の経済効果に関する研究(1)
課題番号
-
研究年度
平成9(1997)年度
研究代表者(所属機関)
田村 貞雄(早稲田大学大学院)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生科学特別研究事業
研究開始年度
平成9(1997)年度
研究終了予定年度
-
研究費
2,600,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
障害者保健福祉分野における施策の拠り所となる障害者保健福祉の経済効果測定のための調査研究を先行研究の検討を基盤として行うことを目的としている。
研究方法
本研究は3年計画の研究であり、1年目障害者保健福祉施策における費用効果測定方法についての文献整理とモデル試案作成、2年目国内一定の地域を選んで障害者保健福祉施策の費用効果についての調査、3年目障害保健福祉の費用効果測定モデルの提案とういう研究計画となっている。
本年度は「障害者保健福祉の経済効果に関する研究(1)」として障害者保健福祉施策における効果測定手法についての文献整理とそのモデル試案作成を行った。文献整理については国内外の文献データベースを使用して障害者保健福祉施策における経済効果測定法について調査した。
モデル試案作成については、国内の保健・医療・福祉における先進的な研究室から講師を呼び、報告を受け、モデルづくりの示唆を受けた。
本年度は「障害者保健福祉の経済効果に関する研究(1)」として障害者保健福祉施策における効果測定手法についての文献整理とそのモデル試案作成を行った。文献整理については国内外の文献データベースを使用して障害者保健福祉施策における経済効果測定法について調査した。
モデル試案作成については、国内の保健・医療・福祉における先進的な研究室から講師を呼び、報告を受け、モデルづくりの示唆を受けた。
結果と考察
障害者保健福祉施策における経済効果測定については、多数が費用の最小化のための費用算出にとどまっており、費用効果分析は精神障害者等の障害者医療分野においてみられるものの、費用効用分析、費用便益分析についてはほとんど研究が行われていない現状から明らかになった。
また、障害者保健福祉施策における経済効果測定モデル試案として健康福祉経済学を応用した「障害者健康投資モデル」の新しい経済評価方法のモデルを提示した。
また、障害者保健福祉施策における経済効果測定モデル試案として健康福祉経済学を応用した「障害者健康投資モデル」の新しい経済評価方法のモデルを提示した。
結論
障害者の生きがいのある社会づくりを目標とする障害者健康投資の実践参加的調査を行い、これを基盤とした、障害者保健福祉施策における費用効果を測定できる標準化モデルの開発が必要である。
公開日・更新日
公開日
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更新日
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