UMLSと連携する日本語医学用語シソーラスの実用性に関する評価研究

文献情報

文献番号
200401047A
報告書区分
総括
研究課題名
UMLSと連携する日本語医学用語シソーラスの実用性に関する評価研究
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
脊山 洋右(お茶の水女子大学(生活科学部))
研究分担者(所属機関)
  • 開原 成允(国際医療福祉大学)
  • 野添 篤毅(愛知淑徳大学)
  • 小野木 雄三(東京大学)
  • 篠原 恒樹(医学中央雑誌刊行会)
  • 鈴木 博道((財)国際医学情報センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 医療技術評価総合研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成18(2006)年度
研究費
8,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
 UMLS(Unified Medical Language System)と連携した日本語シソーラス開発の方法論に関する再評価、並びに、日本医学会医学用語辞典改訂作業との連携による研究成果シソーラス活用策の試行を行い、UMLSと連携したシソーラス開発の実用性を明らかにし、また、米国NLM(National Library of Medicine)とのより緊密な相互協力のもとで、シソーラスの拡充策を模索する。
研究方法
SNOMED-CTへのマッピング、日本医学会の医学用語取り込みにより、一層の拡充を行って行く。同時平行で、NLMとの定期協議を行い、未だ対応付けされていない言語国との連携可能性を追求し、日本医学会の用語との一層のマッピングと改訂作業の連携、米国内でのUMLS活用状況調査、なども実施を心がけた。
結果と考察
SNOMED-CTとのマッピングを試みた結果から、概念を通じて日本語にマッピングできる可能性はあまり高くないことが明らかとなった。国内でのUMLS連携に関する理解を深めてもらうため、11月24日にはワークショップ「医学用語・シソーラスを巡る国際的展開―UMLSそして日本語によるPubMed検索」を開催した。Mayo Clinicから招いたChute博士の講演も含め、本研究班の途中成果も紹介した。
結論
年末に開催したワークショップ以降、本研究班HPへのアクセスも増し、UMLSとグローバルな視点からの連携について、認識はよりなされる様になってきている。更に、一層、普及啓蒙活動も力を入れることによって、結果的に途中成果としてのモデル・シソーラスも使われ、評価されることになろう。

公開日・更新日

公開日
2005-04-15
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2006-02-20
更新日
-