文献情報
文献番号
200400957A
報告書区分
総括
研究課題名
21世紀における小児救急医療のあり方に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
田中 哲郎(国立保健医療科学院生涯保健部)
研究分担者(所属機関)
- 市川 光太郎(北九州市立八幡病院救命救急センター小児科)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 医療技術評価総合研究
研究開始年度
平成14(2002)年度
研究終了予定年度
平成16(2004)年度
研究費
4,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
小児救急医療体制における遠隔医療支援体制作りおよび小児救急医療現場における若手小児科医の人材育成・確保について検討すること。
研究方法
医療機関を結んで、遠隔診療の実験を行った。また、小児科医の育成・確保に関する調査を行った。
結果と考察
小児救急充実のため小児科医が増員・確保するまでの次善策としてIT技術を用いた小児救急遠隔支援システムにより、これらの問題を解決できるのではと考え研究を行った。
今年度、前年度の研究結果を受けて、テレビ会議システム(PCS-TL50とPCS-1)を用いて実験を行った。その結果、機能操作性についてはハンドフリーで会話が可能であり、依頼側のカメラの可動性も良好で、見たい部位へのアプローチ、および近接距離での拡大像の得やすさなど、診療応援に関して問題ないと思われた。しかし、画像の鮮明度はADSLの容量の関係、および通信速度の関係から、期待されたほど鮮明な画像は得られなかったが、今後光ファイバーなどを用いることにより解決できると考えられた。
臨床研修の現状について、小児科医、病院長、臨床医に対して調査を行った結果、1年目の研修で小児救急医療を経験した医師は30%のみであった。臨床研修がプライマリ・ケアの研修に重点を置くのであれば、その中で今後、小児救急医療の研修をどのような形で行うことが望ましいかなどについて検討すべきであると考えられた。
今年度、前年度の研究結果を受けて、テレビ会議システム(PCS-TL50とPCS-1)を用いて実験を行った。その結果、機能操作性についてはハンドフリーで会話が可能であり、依頼側のカメラの可動性も良好で、見たい部位へのアプローチ、および近接距離での拡大像の得やすさなど、診療応援に関して問題ないと思われた。しかし、画像の鮮明度はADSLの容量の関係、および通信速度の関係から、期待されたほど鮮明な画像は得られなかったが、今後光ファイバーなどを用いることにより解決できると考えられた。
臨床研修の現状について、小児科医、病院長、臨床医に対して調査を行った結果、1年目の研修で小児救急医療を経験した医師は30%のみであった。臨床研修がプライマリ・ケアの研修に重点を置くのであれば、その中で今後、小児救急医療の研修をどのような形で行うことが望ましいかなどについて検討すべきであると考えられた。
結論
過疎地域において、小児科医が確保されるまでの間の次善策として、IT技術を用いた小児救急医療支援システムが考えられることより、テレビ会議システムを使用して実験を行った。その結果、操作性は著しく改善されたが、ADSLの容量に問題があり、画像の質に問題が残されたが、光ファイバー等の使用により改善可能とされた。これによって早期にモデル事業等を実施し、この方法から小児救急の充実を図るべきと考えられた。
また、臨床研修において、小児救急診療の可能な医師の確保につながる研修方法について再検討すべきであると考えられた。
また、臨床研修において、小児救急診療の可能な医師の確保につながる研修方法について再検討すべきであると考えられた。
公開日・更新日
公開日
2005-07-22
更新日
-