概要版
概要版    報告書本文     

文献情報

文献番号 201021046A
報告書区分 総括
研究課題 肥満を伴う高血圧症に対する防風通聖散の併用投与による,24時間自由行動下血圧及び糖脂質代謝・酸化ストレスの改善効果についての研究
課題番号 H22-循環器等(生習)・一般-009
研究年度 平成22(2010)年度
研究代表者(所属機関) 田村 功一(横浜市立大学 医学部 循環器・腎臓内科学教室) 
研究分担者(所属機関) 梅村 敏(横浜市立大学 医学研究科 病態制御内科学)、戸谷 義幸(横浜市立大学 附属病院 血液浄化センター) 
研究区分 厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究
開始年度 平成22(2010)年度
終了予定年度 平成24(2012)年度
研究費 27,500,000円
研究者交替、所属機関変更  

研究報告書(概要版)

概要版 研究目的:
肥満合併高血圧は動脈硬化を促進し心血管病・腎不全の根源となるため,高齢化を迎えつつある国民の健康レベルのさらなる向上のため,肥満合併高血圧への集学的治療による効率的な医療が必要である.本研究では,肥満合併高血圧に対する集学的治療を施行する手段として,西洋学的治療介入に加えて漢方薬を用いた東洋医学的治療介入の併用による治療効果の向上を検証することを目的としている.
研究方法:
方法としては,横浜市立大学附属病院と地域協力病院,開業医院との多施設共同研究として,試験対象選択基準を満たし文書同意が得られた肥満合併高血圧患者(目標症例数合計200症例)を無作為に2群に割り付け,防風通聖散併用投与群では,食事・運動療法及びレニン-アンジオテンシン阻害薬などを用いた西洋医学的治療介入に加えて東洋医学的治療介入手段である抗肥満漢方薬の防風通聖散を6ヶ月間併用投与する.また,通常治療継続群では,西洋医学的治療介入を同期間行う.
結果と考察:
本研究は3年計画であり,各患者について6ヶ月間の介入試験期間をともなうものであるために,平成22年度は主に対象患者の登録及び評価項目測定を行うこととした.そこで,平成22年度は本計画の最終的な試験計画について横浜市立大学医学部倫理委員会において承認を得た後,各参加予定施設での参加医師および倫理委員会に対して順次本研究計画について説明および申請を行い,承認を取得できたため,参加患者の登録を開始している. また,本研究のパイロット試験として,高血圧合併顕性腎症2型糖尿病患者に対して西洋医学的介入による血圧,糖・脂質代謝における集約的治療を12ヶ月間にわたって行い,血圧日内変動および腎機能に与える影響について検討した.
結論:
防風通聖散の併用投与による降圧の改善効果の評価にあたっては,全例において24時間自由行動下血圧測定を行うことにより臓器合併症予後を正確に反映する24時間血圧・血圧日内変動の解析が可能である.さらに研究代表者らが予後との関連性を明らかにした24時間自由行動下血圧測定で得られる新規指標(血圧短期変動性など)に着目した解析も行うために,防風通聖散の併用投与による肥満合併高血圧に対する治療向上効果について独創性の高い研究成果が得られると考えられる.
公開日 2011年06月15日
研究報告書
概要版    報告書本文     

ファイルリスト

公開日・更新日

公開日 2012年02月01日
更新日 -

▲このページのTOPへ