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文献情報

文献番号 201129014A
報告書区分 総括
研究課題 漢方処方配合生薬の安定供給及び持続的品質保持における国際標準化に関する研究
課題番号 H22-医療・一般-016
研究年度 平成23(2011)年度
研究代表者(所属機関) 関田 節子(徳島文理大学 香川薬学部) 
研究分担者(所属機関) 佐竹 元吉(富山大学 和漢医薬総合研究所)、紺野 勝弘(富山大学 和漢医薬総合研究所)、門脇 真(富山大学 和漢医薬総合研究所)、小松 かつ子(富山大学 和漢医薬総合研究所)、伏見 裕利(富山大学 和漢医薬総合研究所)、代田 修(徳島文理大学 香川薬学部)、渕野 裕之((独)医薬基盤研究所 薬用植物資源研究センター)、中根 孝久(昭和薬科大学 薬学部)、篠崎 淳一(昭和薬科大学 薬学部)、高野 昭人(昭和薬科大学 薬学部) 
研究区分 厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 地域医療基盤開発推進研究
開始年度 平成22(2010)年度
終了予定年度 平成23(2011)年度
研究費 14,066,000円
研究者交替、所属機関変更  

研究報告書(概要版)

概要版 研究目的:
生物多様性が重要事項と認識されCOP10に代表される全世界的な取組みがなされる中で,薬用植物の枯渇が指摘されて久しい。また,資源保有国と利用国の権利の主張には隔たりがあり,両者を満足させるには根気強い話合いが必要で,今後も長い時間を要するものと思われる。この間にも薬用植物の減少,絶滅は進んでおり,多方面からの問題解決への検討が求められている。生薬は野生種と栽培種の医療上の利点のみならず,採取と栽培の方法,採取業者と栽培業者の利害,国際貿易で施行すべき施策,等多くの解決すべき課題が存在する。これらは,単独国では解決不可能であり、目的は,ことである。目的遂行には国際機関の関与が必須であるため,WHO伝統医学局によるガイドライン作成に協調し、これまでに我々が恩恵を被ってきた貴重な薬用資源を,絶やすことなく次の世代に受け渡す方策を練る。
研究方法:
本研究構成研究者が実行委員となり、ヨーロッパ、アジア、南米、中近東、アフリカ地域から研究者及びWHOガイドライン作成に関わる委員を招聘し、富山県での会議を補佐した。生薬の持続的品質保持として、漢方薬配合生薬の国内外の基原植物生育地調査、分子生物学的同定法、含有成分の定性・定量分析、構造解析、薬効解析、海外の薬用植物の新規成分解明を行った。
結果と考察:
本研究で招聘した海外の専門委員を加えてWHO/IUCN/WWF/TRRAFIC guidelines on conservation of medicinal plants 専門家会議が2012年10月14日から18日まで富山県で行われた。五大陸の専門及び臨時委員が参加し、数度の改定案を基に真摯な意見が交わされ、「保全」、「持続可能な生産:野生収集と栽培」等8つのカテゴリーを盛り込んだ最終案を作成した。分担研究では平成22年度のミャンマー調査で得たCoptis teetaの成分分析及び新潟県キクバオウレン等の野生地調査とその遺伝子解析、E. intermediaの分子生物学的同定法、動物および鉱物生薬の品質評価、シコニンの薬効メカニズム、海外の薬用植物の成分解析等薬用植物の品質評価法、有用性を明らかにした。
結論:
研究課題を推進するためのWHOガイドラインは用語の確認作業を実行中で、発行後は実行力を伴う世界共通の認識となる。生薬の品質評価に関わる基原植物の遺伝子解析、成分分析、有用性解明として成分解明を行った。
公開日 2012年05月30日
研究報告書
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公開日・更新日

公開日 2013年02月04日
更新日 -

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