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文献情報

文献番号 201031032A
報告書区分 総括
研究課題 漢方処方配合生薬の安定供給及び持続的品質保持における国際標準化に関する研究
課題番号 H22-医療・一般-016
研究年度 平成22(2010)年度
研究代表者(所属機関) 関田 節子(徳島文理大学 香川薬学部) 
研究分担者(所属機関) 佐竹 元吉(富山大学 和漢医薬学総合研究所)、紺野 勝弘(富山大学 和漢医薬学総合研究所)、門脇 真(富山大学 和漢医薬学総合研究所)、小松 かつ子(富山大学 和漢医薬学総合研究所)、伏見 裕利(富山大学 和漢医薬学総合研究所)、代田 修(徳島文理大学 香川薬学部)、渕野 裕之(独立行政法人 医薬基盤研究所 薬用植物資源研究センター)、中根 孝久(昭和薬科大学 天然物化学)、篠崎 淳一(昭和薬科大学 分子薬学) 
研究区分 厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
開始年度 平成22(2010)年度
終了予定年度 平成23(2011)年度
研究費 21,500,000円
研究者交替、所属機関変更  

研究報告書(概要版)

概要版 研究目的:
東洋医学の世界的な広がり、欧米での代替医療の採用等により天然医薬資源の使用量は増加を続けているため資源の枯渇、資源保有国の輸出制限、資源の囲い込み等々問題が生じている。これらの問題解決を図るには、漢方処方配合生薬の安定供給及び持続的品質保持に関する国際標準化が必須である。そこで、本主旨の国際的認識を図る目的で国際シンポジウムを実施する。また、持続的品質保持の重要な参考となる国内の漢方薬配合生薬の品質規格の設定、資源の所在、新規資源開発などに関する研究を行った。
研究方法:
富山大学和漢薬の科学研究シンポジウムと共同で行った伝統医療の国際化シンポジウムの一翼として、WHO、ヨーロッパ、中南米、中国、日本の専門家による研究発表を主催し、討議を行った。また、日本薬局方収載オウレンの基原植物Coptis teetaをミャンマー自生地で採取し成分分析を行った。マオウの遺伝子解析によりモンゴルに自生する種の同定を行い分布を明確にした。ウコン、モクツウ、ボウコン、セッコク、アキノノゲシ、ジリュウ、鉱物生薬について成分分析を検討した。ムラサキ及び熱帯植物の薬効や活性を検討した。国内の野生薬用種子を採取し、海外と交換を行い資源の保存・導入を図った。
結果と考察:
生薬の安定供給と持続的品質保持の国際標準化を世界的規模で実施するには関係諸国の認識と理解が必要不可欠である。今年度開催した国際シンポジウムにより各国の状況が理解されガイドライン作成の意義が認識された。来年度はWHOの薬用植物の保全に関するガイドライン採択会議を開催する予定である。分担研究者による植物、動物、鉱物生薬の研究は、生薬の品質規格の設定に重要な知見をもたらし、同時に今後の生薬の供給に寄与する結果を得た。
結論:
漢方処方配合生薬の安定供給及び持続的品質保持における国際標準化に関する研究として国際シンポジウムを実施した。漢方処方配合生薬の基原植物の確保および品質規格の充実を図る目的で、基原植物の確保、成分解析、遺伝子解析、分布調査、薬理活性の検討を行った。さらに、新たな資源の探索、保存、海外における動向について検討した。
公開日 2011年06月09日
研究報告書
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公開日・更新日

公開日 2012年03月21日
更新日 -

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