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文献情報

文献番号 200937046A
報告書区分 総括
研究課題 地域栄養支援活動による多職種参加型人材育成システムの開発研究
課題番号 H21-医療・一般-004
研究年度 平成21(2009)年度
研究代表者(所属機関) 福尾 惠介(武庫川女子大学 生活環境学部) 
研究分担者(所属機関) 辻仲 利政(国立病院機構大阪医療センター 外科)、宮川 潤一郎(兵庫医科大学 糖尿病科)、鹿住 敏(武庫川女子大学 生活環境学部)、雨海 照祥(武庫川女子大学 生活環境学部)、鈴木 一永(武庫川女子大学短期大学部 食生活学科)、鞍田 三貴(武庫川女子大学 生活環境学部)、谷野 永和(武庫川女子大学短期大学部 食生活学科)、山本 周美(武庫川女子大学短期大学部 食生活学科)、前田 美也子(武庫川女子大学 文学部 心理・社会福祉学科)、北島 見江(武庫川女子大学短期大学部 健康スポーツ学科)、一ノ瀬 智子(武庫川女子大学 音楽部) 
研究区分 厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
開始年度 平成21(2009)年度
終了予定年度 平成22(2010)年度
研究費 9,500,000円
研究者交替、所属機関変更  

研究報告書(概要版)

概要版 研究目的:
本研究は、地域の社会福祉・医療機関や企業と連携し、在宅の高齢者や傷病者の栄養状態の改善を目的として、地域で初めて、医師、看護師、管理栄養士、社会福祉士などで構成される包括的な栄養支援チーム(NST)システムの開発と実践を行うとともに、多職種参加による医療実践教育(Inter-professional Education)システムの開発と実践を行うことを目的とする。
研究方法:
地域NSTシステムや多職種参加による医療実践教育システムの開発や試行を行う。また、アビー社との共同開発により、体調不良時の食品を供給できるシステムの開発や配食サービスシステムの構築に向けた準備を行う。さらに、世代間交流による生き甲斐高揚システムの開発と試行を行う。
結果と考察:
1)包括的な地域NSTシステムの開発:まず、西宮市社会福祉機関との連携による民生委員に対するアンケート調査から、西宮市の栄養支援が必要な在宅高齢者が約4%存在することを明らかにした。また、西宮市医師会との連携による開業医を対象としたアンケート調査から、希望する支援として、糖尿病などの生活習慣病に対する栄養指導、独居高齢者に対する訪問栄養・食事指導、ホームヘルパーに対する栄養指導など多様であった。その結果、本事業が目指す支援内容と地域のニーズとの間にズレが起こらないように情報を収集することができた。2) 多職種参加による医療実践教育システムの開発:学内の教育検討委員会等と協議し、平成22年度のシラバスに本事業による人材育成プログラムを一部試行的に導入した。3) 在宅の高齢者・傷病者に対する体調不良時のCASを応用した食品の供給システムの開発:アビー社からのCASシステムの導入が遅れたため、この事業は平成22年度に実施することとなった。4) 在宅の高齢者・傷病者に対する世代間交流を応用した生き甲斐の高揚システムの開発:音楽療法では、POMSによる抑うつ度の改善や唾液中のコルチゾール濃度の低下などストレスの軽減効果が確認された。今後、がん患者や独居の高齢者など精神的なサポートが必要な対象群に対して有用な効果を示すか検討する。
結論:
地域でのNSTシステムのニーズは高く、希望するサポート内容は多様性に富んでいる。地域の医療・福祉を栄養面からサポートするNSTシステムの構築は、栄養学的知識を持つ優秀な在宅医療・福祉系人材の育成に必須である。
公開日 2010年06月18日
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公開日・更新日

公開日 2011年03月24日
更新日 -

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