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文献情報

文献番号 200835017B
報告書区分 総合
研究課題 統合医療による国民医療費への影響の実態把握研究
課題番号 H18-医療・一般-022
研究年度 平成20(2008)年度
研究代表者(所属機関) 西村 周三(京都大学 大学院経済学研究科) 
研究分担者(所属機関) 坂巻 弘之(名城大学 薬学部)、広井 良典(千葉大学 法経学部 総合政策学科)、中山 健夫(京都大学 大学院医学研究科) 
研究区分 厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
開始年度 平成18(2006)年度
終了予定年度 平成20(2008)年度
研究費  
研究者交替、所属機関変更  

研究報告書(概要版)

概要版 研究目的:
国内外の既存データや現地調査,Web調査から,相補・代替医療の現状を把握し,相補・代替医療の費用や経済的側面を分析する.相補・代替医療が,国民の健康投資及び医療費へ影響を与えるかを考察し,国外の現状把握を踏まえ,日本の現代西洋医療と相補・代替医療による統合医療の在り方について検討を行うこと.
研究方法:
日本の相補・代替医療の費用や経済的側面に関する推計を既存研究調査及びデータを用いて行う.アジア及び欧米における相補・代替医療や統合医療の現状等に関する情報を,Webや現地の訪問調査を通して収集し,現状を把握し検討する.調査をまとめ,補足データを収集し,現行西洋医療と相補・代替医療による統合医療の在り方について検討し,日本における政策オプションについての基本的整理を行う.Webツールを利用し,蓄積した情報から,相補・代替医療や統合医療に関する情報を評価するための指標,基準を検討する.
結果と考察:
アジアや欧米を含む諸外国において,相補・代替医療あるいは統合医療に関する政策展開が積極的に展開されつつある中,本邦においても,統合医療を考える視点について一定の枠組みの設定を与え,現代の医学・医療の展開が示す新たな視点と統合医療の関係と統合医療の意義について示唆的知見が得られた.本研究は,日本における統合医療を模索する際の相補・代替医療に関する現状を把握する基礎的研究でもある.アジア及び欧米の統合医療及び相補・代替医療の現状は,日本の統合医療を模索する際の参考となる.本研究は,本邦初の多方面に渡る国内外の相補・代替医療の現状把握の調査研究であり,本研究から日本の医療システムにおける現代西洋医療と相補・代替医療による統合医療の在り方について検討し,政策提言を行うための基礎的知見が得られたと考えられる.
結論:
相補・代替医療が国民の健康投資及び医療費に与えている影響と問題点を,アジアや欧米の現状を踏まえた上で,マクロ的な視点から日本の医療システムにおける現代西洋医療と相補・代替医療による統合医療の在り方について検討した.本研究は,厚生労働行政において,相補・代替医療に関わる健康情報の質の向上,統合医療を模索する上での規制や法整備,政策的対応,日本の医療システムにおける相補・代替医療のあり方を議論する際の,社会的コンセンサス形成のための議論の基礎的な資料を提供し,国民の保健・医療・福祉の向上等の社会的成果として,行政及び社会へ貢献できるものと考える.
公開日 -
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公開日 -
更新日 2011年02月08日

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