概要版
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文献情報

文献番号 200634103A
報告書区分 総括
研究課題 統合医療の安全性と有効性に関する研究
課題番号 H18-医療-一般-024
研究年度 平成18(2006)年度
研究代表者(所属機関) 福井 次矢(財団法人聖路加国際病院) 
研究分担者(所属機関) 白川 太郎(株式会社GOODGENE JAPAN)、山下 仁(森ノ宮医療大学)、蒲原 聖可(東京医科大学臨床プロテオムセンター)、川嶋 朗(東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所)、徳田 安春(財団法人聖路加国際病院)、高橋 理(財団法人聖路加国際病院) 
研究区分 厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 医療安全・医療技術評価総合研究
開始年度 平成18(2006)年度
終了予定年度 平成20(2008)年度
研究費 14,500,000円
研究者交替、所属機関変更  

研究報告書(概要版)

概要版 研究目的:
相補・代替医療(CAM)および統合医療の普及状況を調査し、それらの安全性・有効性についてEBMの手順に則って検証し、国民の健康にどのような影響をもたらすのか、医学的および社会的な視点から評価・予測する。
研究方法:
1.CAMの利用状況について、一般住民を対象に1ヶ月間の自己記載式健康日記データの解析を行った。2.医師を対象に、インターネットで、CAMに対する意識調査を行った。3.いくつかのサプリメントの有効性と安全性に関する文献検索を開始した。4.CAMおよび統合医療のエビデンスを検証するための臨床研究の現状について文献検索を行った。5.一般消費者を対象に行われたサプリメント・健康食品の利用状況に関する実態調査の文献を網羅的に渉猟し、結果をまとめた。6.サプリメント・健康食品の有効性・安全性の検証を目的とした、プロテオミクスの手法を用いた血漿たんぱく質の予備的な解析を開始した。7.中国吉林省の中医学の施設を見学し、共同研究の打ち合わせを行った。
結果と考察:
1.対象となった2453名の住民のうち、86%にあたる2103名で何らかの症状があり、そのうち22.8%(480名)が薬理系CAMを、7.4%にあたる156名が物理系CAMを使用していた。2.895名の医師のCAM認知度は、漢方(87.6%)、ヨガ(61.6%)アロマテラピー(60.8%)、であり、患者への利用度は、漢方(95.2%)、灸炎(7.4%)、コエンザイムQ10(5.7%)などであった。3.文献上は、大豆イソフラボン、ローヤルゼリーなどの有効性が示唆された。4.鍼治療などの物理系CAMの有効性検証の研究は、ランダム化比較試験が主流を占めているが、プラセボ対照群の設定や評価法については意見が分かれている。5.一般消費者の2割から9割がサプリメント・健康食品を利用していた。
結論:
わが国においてCAMが広く認知・利用されている。有効性、安全性についての評価が必要である。
公開日 2009年10月20日
研究報告書
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公開日・更新日

公開日 2010年09月08日
更新日 -

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